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【カネオくん】飛騨トンネル!ウルトラ重機・全国のクセつよトンネル

2025年7月27日に放送された「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」では、日本の暮らしに欠かせないインフラであるトンネルの最前線が特集されました!

驚きの最新重機から歴史的な難工事、そしてSNSで話題の個性的なトンネルまで、日本のトンネル技術の奥深さに迫る内容が紹介されています。

目次

世界に誇る日本のトンネル技術

山国である日本では、道路や鉄道網の発展においてトンネル技術が極めて重要な役割を果たしてきました。

番組では、その最先端で活躍する重機や、技術者たちの情熱が注がれた歴史的工事、そして思わず写真に撮りたくなるようなユニークなトンネルが取り上げられました。

職人技を再現する“ウルトラ重機”がすごい

トンネル工事の現場では、工事の速度と安全性を飛躍的に向上させる「ウルトラ重機」が活躍しています。

この重機は、かつて熟練の職人が長年の経験と感覚を頼りに行っていた繊細な作業を、高精度で再現できるのが最大の特徴です。

番組で紹介された重機は、爆薬を仕掛けるために必要な直径5センチの穴を、センサーと高度な制御技術によって寸分の狂いなく開ける能力を持ちます。

これにより、人間では難しい作業を機械が安全かつ効率的に代行し、工事全体のスピードアップと安全性の確保を実現しました。

平成の難工事と語り継がれる飛騨トンネル

日本のトンネル史において「平成の難工事」として語り継がれるのが、岐阜県に位置する全長10.7kmの「飛騨トンネル」です。

このトンネルは、日本の土木技術の底力と、技術者たちの不屈の精神を象徴するプロジェクトとなりました。

1996年の着工から2008年の開通まで、約12年もの歳月を要した工事は、まさに困難の連続でした。

地下1000メートルを超える山岳地帯の深く、不安定な地盤や、予測をはるかに超える大量の湧水、そして掘削機を押しつぶそうとするほどの「高土圧」が技術者たちの前に立ちはだかります。

この難工事に投入されたのが、先進坑用の「天生太郎(直径4.5m)」と本坑用の「夢天生2000(直径12.84m)」という2台の巨大なトンネルボーリングマシン(TBM)です。

しかし、これらの高性能マシンをもってしても地盤の崩落や出水は頻発し、工事は何度も中断を余儀なくされました。

それでも技術者たちは諦めず、一つ一つの問題に粘り強く対応し、徹底した安全管理のもとで12年間の工事を死亡事故ゼロで完遂するという偉業を成し遂げたのです。

全国の“クセつよ”トンネルも登場

番組の後半では、SNSを中心に話題となっている全国各地の「クセつよ」なトンネルが紹介されました。

これらのトンネルは、その土地の地形や歴史、採用された工法の違いから生まれた、唯一無二の魅力を持っています。

例えば、入口がまるで巨大なモンスターの口のように見えるトンネルや、異世界へと続いているかのような雰囲気を醸し出す薄暗く長いトンネルなど、見た目のインパクトが強いものが登場しました。

ほかにも、乗用車がすれ違うのも困難なほど幅が極端に狭いトンネルや、壁面が奇妙にうねっているトンネルなど、地元の人々に愛される”名所”が次々と紹介され、トンネルの多様な面白さを伝えています。

巨大岩を落とさずに撤去するミッションも

掘り進めるだけがトンネル技術ではありません。

番組では、高速道路のトンネルの真上にそびえ立つ巨大な岩を、道路に石ひとつ落とさずに安全に撤去するという、極めて繊細なミッションにも密着しました。

この工事で採用されたのは、トンネルの構造物の上に、人も重機も乗ることができる超巨大な足場を組み上げるという大胆かつ緻密な方法です。

万が一にも破片が落下すれば大事故につながるため、作業は細心の注意を払って進められました。

巨大な足場の上から少しずつ岩を削り取っていく様子は、日本の土木技術の高さと、安全を最優先するチームワークの結晶といえるでしょう。

まとめ

「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」で紹介された日本のトンネル技術についてまとめました。

職人技を再現するウルトラ重機から、数々の困難を乗り越えた飛騨トンネルの物語、そして全国のユニークなクセつよトンネルまで、日本のインフラを支える技術のすごさと面白さを再発見できる内容でした。

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