2025年7月29日に放送されたフジテレビ『ぽかぽか』で、カリスマ婚活アドバイザーの植草美幸さんが登場し、40代からの婚活で成功するための秘訣について特集されました。
番組では、婚活のリアルな現状から、デートでのNG行動、そして成功の武器となる「あざとさ」の使い方まで、具体的なノウハウが紹介されました。
この記事では、植草さんが語った婚活の成功法と注意点を詳しく解説します。
カリスマ婚活アドバイザー植草美幸が語るリアル婚活事情
婚活の最前線で活躍する専門家から見た、現代の婚活事情が明かされました。
高い成婚率を誇る背景には、徹底したサポート体制と、変化する価値観への的確な対応があります。
婚活アドバイザー植草美幸が見たリアルな婚活の今
植草美幸さんは、東京・青山で結婚相談所「マリーミー」を運営する代表です。
2009年の設立以来、数千人以上の婚活相談に応じてきた実績を持ちます。
相談所には20代から50代以上まで、様々な背景を持つ会員が在籍しており、一人ひとりの希望に合わせたきめ細やかなサポートが特徴です。
成婚率80%という高水準の理由
「マリーミー」が誇る80%という高い成婚率の理由は、一貫したサポート体制にあります。
入会後のカウンセリングから始まり、プロフィールの作成、写真撮影の指導、お見合い、交際に至るまで、すべてのプロセスを戦略的にフォローします。
特に交際が始まってからも定期的な面談を実施し、会員の不安や迷いを解消しながらゴールへと導く継続的な支援が、高い成果に結びついています。
変わりゆく婚活市場と価値観の変化
現代の婚活市場は、かつてのような条件面だけでなく、個人の価値観やライフスタイルがより重視される時代に変化しています。
この変化に対応できるかどうかが、成功の分かれ道となります。
現場で求められる“準備力”と“行動力”
婚活で成功を収める人々の多くは、共通して「準備力」と「行動力」を備えています。
これは、プロフィール作成の段階から戦略的に自己分析を行い、専門家からのアドバイスを素直に受け入れ、改善を重ねる姿勢を指します。
例えば、写真の見せ方を研究したり、服装や話し方に自信が持てるまで練習したりといった地道な努力が、結果的に成婚へとつながるのです。
反対に、理想は高くても具体的な行動を起こさない人は、活動が長期化する傾向にあります。
結婚相手へのハードルが上がる婚活市場
近年の婚活市場では、活動者の年齢層が広がり、特に40代や50代の割合が増加しています。
これに伴い、安定した職業や高収入といった、いわゆる「ハイスペック」な会員も増えていますが、同時に相手に求める条件も厳しくなる傾向が見られます。
高まる希望条件と求められるパートナー像
現代の婚活では、男女ともに「安心できる相手」を求める気持ちが強く、収入や学歴といったスペックだけでなく、人柄や健康状態、家族構成といった多角的な視点で相手を判断します。
特に共働きが前提となる現代では、女性側は仕事と家庭の両立への理解を、男性側は家事や育児への積極的な参加意識を求めるなど、柔軟な価値観が不可欠です。
条件が高まる中で必要な姿勢とは
多くの条件を求める一方で、成婚に至る人々は「譲れない点」と「歩み寄れる点」のバランス感覚に優れています。
例えば、収入や住まいといった生活の基盤となる条件は明確にしつつも、趣味や性格については柔軟に考えるといった姿勢が大切です。
自身の希望と現実を冷静に見つめ、何を最も重視するのかを整理することが、婚活を成功させるための鍵となります。
デート中に気をつけたいNG行動とは
婚活におけるデートは、第一印象がその後の関係を大きく左右する重要な場面です。
知らず知らずのうちに相手を幻滅させてしまう行動には、特に注意が必要です。
よくあるNG行動とその理由
初対面のデートで避けるべき代表的なNG行動が3つあります。
- 元恋人や過去の恋愛話をする : 相手に「自分は比べられているのでは?」という不安を与えてしまいます。
- 収入や職場の愚痴をこぼす : ネガティブな印象を与え、会話全体の雰囲気を暗くしてしまいます。
- ノーメイクやカジュアルすぎる服装 : 相手に「本気ではないのかな」という手抜きの印象を与え、真剣度が低いと誤解される原因になります。
これらの行動は、せっかくの出会いを台無しにしてしまう可能性が高いです。
見た目の印象がもたらす影響
婚活において見た目は、単なる外見の問題ではなく、相手への「気遣い」や「配慮」の表れとして受け取られます。
大切なのは、高価な服や派手なメイクではなく、清潔感です。
シワのない服装、手入れされた髪、そして明るい笑顔や正しい姿勢といった要素が、総合的にあなたの印象を決定づけます。
「自分らしさ」も重要ですが、相手の立場に立って身だしなみを整える意識が、信頼関係の構築につながります。
“あざとさ”は婚活に有効な武器?
「あざとさ」と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、婚活においては相手に良い印象を与えるための有効なコミュニケーション手段となり得ます。
あざとさ=相手を思いやるアピールの形
婚活における「あざとさ」とは、相手への思いやりから生まれる工夫のことです。
例えば、会話中に相手の目をしっかりと見つめる、小さなことにも楽しそうにリアクションを示す、飲み物を頼む際に相手の好みを聞くといった行動が挙げられます。
これらは計算高いアピールではなく、相手と良い関係を築きたいという気持ちから自然に生まれるものであり、好印象を与える効果的な手段です。
やりすぎのあざとさは逆効果
一方で、過剰な「あざとさ」は相手に不信感を与えてしまいます。
わざとらしい表情や甘えた話し方、不必要なボディタッチなどは、自分を良く見せることばかりに意識が向いていると受け取られかねません。
「あざとさ」の本質は、相手との心の距離を縮めるための配慮であり、そのバランス感覚が非常に重要です。
成婚へ導くカウンセリングとは
結婚相談所「マリーミー」では、成婚という結果を出すために、表面的な条件だけでなく、個人の内面を深く掘り下げるカウンセリングを重視しています。
内面を見つめる丁寧なヒアリング
活動開始前に行われる初回のカウンセリングでは、育った環境や過去の恋愛、将来の人生設計に至るまで、幅広いヒアリングを通じてその人の価値観を深く理解します。
この情報に基づき、「人見知りの方には時間をかけた紹介」「恋愛経験が少ない方にはコミュニケーション練習」といったように、一人ひとりに最適な婚活戦略を立案します。
活動中の手厚いフォロー体制
カウンセリングで立てた戦略に基づき、プロフィールの文章や写真の選定、服装やメイクのアドバイスまで、トータルで印象作りをサポートします。
お見合いや交際がスタートした後も、「次のデートの進め方」や「気持ちの伝え方」といった具体的な悩みに対して都度アドバイスを行い、状況に合わせて柔軟にサポートを続けます。
実践を意識したオプションサービス
希望者には、より実践的なスキルを身につけるためのオプションサービスも用意されています。
「初デートのレストランでどんな話題を振るか」を練習するデートシミュレーションや、好印象を与える服装を一緒に選ぶ買い物同行など、具体的なシチュエーションを想定した練習を通じて、本番での不安を解消します。
「植草美幸コース」で進捗をしっかり管理
特別なプランである「植草美幸コース」では、植草さん自身が定期的な面談を通じて活動の進捗を管理します。
婚活中に生じる悩みや停滞をその都度解消し、次のステップへと導くこの仕組みが、精神的な負担を軽減し、高い成婚率を支えています。
芸能人のプロポーズ秘話も登場
番組では、芸能界の心温まるプロポーズ秘話も紹介されました。
俳優・武田鉄矢さんの名作ドラマ『101回目のプロポーズ』の舞台裏や、QuizKnockのふくらPさんが実践した「数学的なプロポーズ」など、ユニークなエピソードが語られました。
年代別に見る婚活の傾向と成功へのヒント
婚活は年代によって特徴や成功のポイントが異なります。
自身の年代の傾向を理解し、戦略を立てることが重要です。
年代ごとの婚活特徴とポイント比較
- 20代 : 恋愛感覚を重視し、マッチングアプリや婚活パーティーを気軽に利用する傾向があります。出会いの数は多いものの、結婚への本気度には個人差が見られます。
- 30代 : 結婚への意識が本格化し、ネット婚活サービスや結婚相談所を併用して戦略的に活動する人が増えます。男女ともに成婚率が高い世代です。
- 40代 : 再婚希望者も増え、アプリと相談所を併用するのが一般的です。仕事との両立を図りながら活動するため、柔軟な対応力と継続的な努力が成功の鍵となります。平均10〜12回のお見合いを経て交際に至るケースが多いです。
- 50代 : 活動者数は少ないものの、結婚への真剣度は非常に高いのが特徴です。経済的な基盤が重視される傾向にあり、活動期間は長くなることもありますが、1年以内に成婚するケースも少なくありません。
まとめ
『ぽかぽか』で紹介された、植草美幸さんによる40代からの婚活成功法についてまとめました。
現代の婚活では、相手に求める条件が高まる一方で、自分自身の「準備力」と「行動力」が何よりも重要です。
デートでのNG行動を避け、相手を思いやる気持ちから生まれる「あざとさ」を上手に活用することが、良いご縁を引き寄せる鍵となります。
専門家のアドバイスを素直に聞き入れ、自分に合った戦略で活動を進めていくことが、成婚への一番の近道です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。