2025年7月31日放送の「コンテナ全部開けちゃいました!」で、小学生でも楽しく学べる物流をテーマにしたおすすめの本について紹介されました!
番組では普段見ることのない広島港のコンテナの内部を公開し、物流の裏側を探る内容となっています。
今回はその中から、子どもたちの知的好奇心を引き出す、物流がテーマの絵本や図鑑を詳しく見ていきましょう。
小学生でも楽しく学べる!物流をテーマにしたおすすめの本
物流と聞くと少し難しい印象を持つかもしれませんが、実は子どもたちが興味を持ちやすい絵本や図鑑を通して、楽しく学ぶことができます。
ここでは、モノがどのようにして私たちの元へ届くのか、その仕組みや働く乗り物の役割が自然と理解できる3冊の本を紹介します。
『うんこドリル:海の物流』
この本は、子どもたちに大人気の「うんこドリル」シリーズと、日本の大手海運会社である日本郵船(NYK)が協力して制作した学習ドリルです。
一番の特徴は、うんこをモチーフにしたユニークなイラストとユーモアあふれる解説で、子どもたちの学習意欲を引き出す点にあります。
具体的な工程が短い文章とイラストで示されているため、小学校低学年から中学年のお子さんに特におすすめです。
2024年には秋田県の全公立小学校に寄贈されるなど、教育現場でもその価値が認められています。
『Freight Train(貨物列車)』
アメリカの著名な絵本作家、ドナルド・クルーズ氏が手がけた『Freight Train』は、1978年の出版以来、世界中の子どもたちに愛され続けている名作絵本です。
この作品の魅力は、色鮮やかな貨車が連なって走る様子を、美しく流れるような色彩と線で表現している点です。
文章は非常にシンプルでありながら、ページをめくるごとに感じるリズミカルな展開と動きのある構図が、子どもたちを物語の世界に引き込みます。
視覚的な楽しさを通じて、貨物列車の種類や運ばれる積み荷の違いを直感的に理解することができ、物流という概念に初めて触れるきっかけとして最適な一冊です。
『Work Vehicles: A Pop‑Up Book(働く車のしかけ絵本)』
港や工事現場で活躍する「働く車」をテーマにした、ダイナミックなしかけ絵本です。
ページを開くと、トラックやクレーン車、コンテナを運ぶ巨大な特殊車両などが立体的に飛び出し、その迫力に子どもたちは夢中になります。
この絵本の素晴らしい点は、飛び出すしかけを通じて、それぞれの車がどのような仕事をし、どんな順番で作業を進めるのかを視覚的に理解できることです。
文字がまだ読めない小さなお子さんでも、目で見て楽しめるように作られています。
日本語版も出版されており、物流や働く車に興味を持ち始めたお子さんへのプレゼントとしても非常に喜ばれるでしょう。
まとめ
「コンテナ全部開けちゃいました!」で紹介された、小学生でも楽しく学べる物流をテーマにしたおすすめの本についてまとめました!
「うんこドリル」のようなユーモアあふれる学習本から、世界中で愛されるアート性の高い絵本、そして迫力満点のしかけ絵本まで、様々な角度から物流に親しめる本が揃っていました。
普段何気なく手にしている商品が、多くの人々の働きと、船や列車といった乗り物によって運ばれてくることを知ることは、子どもたちにとって大きな発見となるはずです。
これらの本を通じて、社会の仕組みへの関心を深め、モノを大切にする心を育むきっかけになるでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。