2025年7月24日放送のテレビ番組『街グルメをマジ探索!かまいまち』の2時間スペシャルでは、「山手線グルメ大入りグランプリ」と題して、全国各地から東京へ進出し、成功を収めている絶品ご当地グルメが特集されました。
地方で絶大な人気を誇る名店の味から、あっと驚くような異色コラボメニューまで、見ているだけでお腹が空いてくるような情報が満載です。
この記事では、番組で紹介された話題の行列店や注目メニューを、その魅力とともに詳しくご紹介します。
番組「かまいまち」で話題になった地方グルメ一覧
まず、地方で生まれ、その確かな味で東京進出を果たした名店の数々です。
地元で長年愛されてきた味が、なぜ都市圏でも多くの人々を惹きつけるのか、その秘密に迫ります。
北海道「だるま」のジンギスカンと回転ずし
北海道発のジンギスカン専門店「だるま」は、地元では行列必至の名店として知られています。
東京に進出してからもその人気は健在で、安定して来客数ナンバーワンの座を誇ります。
人気の理由は、なんといっても良質なラム肉を使用した厚切りのジンギスカンです。
肉本来の旨味を存分に感じられるスタイルは、多くの食通をうならせています。
さらに、北海道ならではの新鮮なネタが揃う回転ずしも展開しており、ジンギスカンと寿司という北海道の味覚を一度に楽しめる点も、東京のファンから高い評価を得ている要因です。
京都「トマト&オニオン」の絶品ハンバーグ
京都で生まれた洋食チェーン「トマト&オニオン」の看板メニューは、創業以来こだわり続けてきた手ごねハンバーグです。
番組では、その伝統の味とビジネスモデルが紹介されました。
特に注目されたのは、肉厚でジューシーなハンバーグです。
スタジオのMCやかまいたちの二人、ゲストも「これは食べたい」とコメントするほどのインパクトで、東京出店後も口コミと来客数で好調を維持しています。
地方発でありながら、首都圏の食の激戦区でもしっかりと支持されている実力が浮き彫りになりました。
沖縄「ブルーエントランスキッチン」のSNS映えタコスと冷麺
沖縄からやってきた「ブルーエントランスキッチン」は、その見た目の鮮やかさでSNS映えすると話題のタコスや冷麺を提供しています。
フォトジェニックな料理の数々が、番組でも大きく取り上げられました。
具材の彩りとトルティーヤの組み合わせが美しいタコスはもちろん、夏にぴったりの涼しげな冷麺も人気メニューです。
番組では「夏にぴったり」と紹介され、実際に東京でもその見た目と味で注目を集めています。
山手線沿いに進出した地方行列グルメ(大入りグランプリ対象)
2025年7月24日の放送では、特別企画「山手線グルメ大入りグランプリ」が開催されました。
渋谷、池袋、東京駅など、山手線沿線に進出した地方発の行列店の中から、来客数トップを決めるこの企画で注目された店舗をご紹介します。
渋谷「ハンバーグ嘉 よし」の炭火焼ハンバーグ
渋谷駅近くに出店した「ハンバーグ嘉 よし」は、厚切りの炭火焼ハンバーグが自慢の人気店です。
「大入りグランプリ」では、ご飯三杯分に匹敵するほどのボリューム感を誇る定食が紹介され、見事来客数でトップクラスの評価を獲得しました。
肉の旨味を最大限に引き出す炭火の香ばしさと、ナイフを入れるとあふれ出すジューシーな肉汁が特徴です。
肉好きにはたまらない一品として、スタジオでも絶賛の声が上がっていました。
池袋「新珍味」の夏向け熱々ターローメン
池袋発祥の「新珍味」が提供するのは、夏にこそ食べたい熱々のターローメンです。
ターローメンとは、大ぶりの肉と辛味が効いたパンチのある中華麺のことを指します。
番組では「夏に食べたくなる一杯」として登場し、多くの視聴者の食欲を刺激しました。
冷房が効いた室内で汗をかきながら食べる熱々の一杯は格別で、その熱量がスタジオでも話題となりました。
東京駅「マロリーポークステーキ」の柔らかポーク
東京駅の近くに行列を作る「マロリーポークステーキ」は、柔らかく分厚いポークを豪快に焼き上げたステーキが看板メニューです。
番組では「これぞ肉塊!」と評されるほどの圧巻のビジュアルと、見た目からは想像できないほどの柔らかさが紹介されました。
ランチでもディナーでも訪れる価値のある、満足感あふれる一皿として高い人気を誇っています。
異色コラボ&期間限定メニュー
番組の魅力は、定番のご当地グルメだけではありません。
「え、これとこれを組み合わせるの?」という、常識を覆すような異色のコラボレーションから生まれた創作メニューも多数紹介されました。
立川「麺屋 UMA」の海老つけ麺×パイ包
2025年3月の放送で紹介され衝撃を与えたのが、立川にある「麺屋 UMA」のメニューです。
なんと、つけ麺のスープをサクサクのパイ生地で包んで提供するという斬新なスタイルが取り上げられました。
このメニューは、もともとシチューのパイ包みから着想を得たとのこと。
パイの蓋を割ると、エビの旨味が凝縮された熱々のスープが現れるという演出は、見た目と体験の両方で驚きを与えます。
「食べづらイイネ」と称されつつも、その味の完成度は非常に高く、出演者からも「クセになりそう」と評価されていました。
京都・下京区「みたらし団子のちゅるる」のうどん×みたらし団子
京都・下京区で展開する「みたらし団子のちゅるる」は、うどんとみたらし団子という、誰もが知る2つのメニューを組み合わせた“甘じょっぱい”異色フュージョンで注目を集めました。
和菓子と麺類という一見ミスマッチな組み合わせが、口に入れると意外なほど調和する味わいを生み出します。
うどんのコシと、みたらし団子のタレの甘塩っぱさが一体となり、新感覚の和スイーツ・麺として紹介されました。
元々がまかないから生まれたというストーリーも、多くの人の心を掴んでいます。
仙台「台湾酒菜 香満楼」の揚げ食パン×麻婆豆腐仕込み
宮城・仙台市にある「台湾酒菜 香満楼」からは、揚げたふかふかの食パンに、本格的な麻婆豆腐をたっぷりとかけた「揚げ食パンの麻婆豆腐仕込み」という異色メニューが登場しました。
この組み合わせは、台湾の伝統的な料理「カンザイパン」にヒントを得たものです。
揚げパンの香ばしさと、麻婆豆腐のスパイシーさ、そしてとろみのある餡が絶妙に絡み合い、一口食べれば想像を超える満足感が得られると評価されていました。
視聴者が気になる“行列・人気店”のポイント
なぜこれほどまでに行列ができるのでしょうか。
番組では、各店舗の混雑状況や価格帯といった具体的な情報から、地元ファンに愛される理由、スタジオのリアルな反応まで、人気の秘密が多角的に分析されました。
東京・山手線沿線の混雑状況と来客数ランキング
2025年7月24日放送の「山手線大入りグランプリ」では、渋谷から浜松町までの駅前行列グルメの中から、最も来客数が多い店舗が決定されました。
特に渋谷の「ハンバーグ嘉 よし」は、ご飯おかわり自由の定食スタイルと炭火焼きハンバーグの圧倒的なインパクトで常に行列ができており、視聴者・番組ともにトップ評価を獲得しています。
また、池袋の「新珍味」も創業73年の老舗ならではの安定した人気で高い混雑を記録し、「夏に食べたい一杯」として好評でした。
価格帯・店舗アクセス・人気時間帯を整理
行列に並ぶ上で気になる具体的な店舗情報をまとめます。
渋谷「ハンバーグ嘉 よし」: 「牛タンバーグ&ハンバーグ食べ比べ定食」が2500円ほど。
明治神宮前・渋谷・原宿の各駅から徒歩約10分とアクセスも良好です。
特にランチタイムは開店直後から行列ができやすい傾向にあります。
池袋「新珍味」: 名物のターローメンは990円前後とリーズナブル。
池袋駅西口から徒歩3分と駅からの近さも魅力です。
昼のピークタイム(12時~13時)は特に行列が長くなります。
東京駅「マロリーポークステーキ」: 270gのステーキが1390円で、ライスとスープがおかわり自由というコストパフォーマンスの高さが人気です。
ランチ帯には列ができますが、提供スピードが3分以内と速く回転が良いため、混雑が持続する要因となっています。
地元ファン視点&スタジオコメントの反応傾向
各店舗が長く愛される理由は、味だけではありません。
例えば「ハンバーグ嘉 よし」は、店主が「焼肉歴25年以上」という経歴を持つことへの信頼感や、3種類の薬味で味の変化を楽しめる点が地元ファンに支持されています。
「新珍味」のターローメンは、北京の伝統的な味をベースにしながらも、日本人向けに長年かけて調整されてきた歴史と安心感が常連客に評価されています。
番組スタジオでは、ゲストの井森美幸さんや高地優吾さんが「肉塊!」「香ばしさがすごい」と素直なリアクションを見せることで、その魅力が視聴者にもダイレクトに伝わりました。
まとめ:かまいまちで紹介されたご当地グルメを振り返る
テレビ番組『街グルメをマジ探索!かまいまち』では、全国各地や東京山手線沿線の“行列のできる”ご当地グルメが厳選して紹介されました。
北海道発の「だるま」や京都発の「トマト&オニオン」のように、地方で不動の人気を誇る店が東京でも成功を収めている事例は、地域ブランドの底力を感じさせます。
また、「山手線大入りグランプリ」で紹介された渋谷「ハンバーグ嘉 よし」や池袋「新珍味」などは、味だけでなく、価格、アクセス、そして店の歴史といった様々な要素が絡み合って人気を博していることがわかりました。
さらに、立川「麺屋 UMA」のパイ包みつけ麺のような、常識を覆す異色コラボメニューは、食の新たな可能性を感じさせてくれるものでした。
番組で紹介されたお店に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。