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【ドキュメント72時間】住よし(名古屋駅きしめん)!全4店舗の場所・メニュー・違いを紹介

2025年7月25日放送のNHK『ドキュメント72時間』で、名古屋駅・新幹線ホームにある人気のきしめん店「住よし」が特集されます。

旅立つ人、帰ってきた人、様々な人々が数分の乗り換え時間で立ち寄るこの店には、一体どんなドラマがあるのでしょうか。

番組で描かれる、人の流れと感情が交差する72時間に迫ります。

目次

名古屋駅の新幹線ホームにある「住よし」とは

「住よし」は、単なる立ち食いきしめん店ではなく、名古屋の玄関口で多くの人々の胃袋と心を満たしてきた、歴史と魅力にあふれるスポットです。

その特徴を詳しく見ていきましょう。

1961年創業の老舗きしめん店

「住よし」の歴史は古く、1961年に在来線ホームで立ち食いそば屋として始まりました。

新幹線ホームに店舗を構えたのは1983年のことです。

現在では、東海道新幹線の上下線ホームにそれぞれ2店舗ずつ、合計4つの店舗が営業しています。

具体的には、新幹線の4号車と14号車付近に設置されており、ホームでの移動中でも見つけやすいのが特徴です。

どの店舗もカウンター8席のみとコンパクトな造りで、人と人がすれ違うのがやっとの空間ですが、その活気こそが「住よし」ならではの風景となっています。

利用しやすい営業時間とアクセス

「住よし」の魅力の一つは、その利便性の高さにあります。

営業時間は朝6:30から夜21:40頃までと非常に長く、早朝出発の出張前の朝食や、夜遅くに到着した際の夕食にもぴったりです。

新幹線の乗客でなくても、入場券(150円)を購入すれば誰でもホームに入ってきしめんを味わうことができます。

実際に、「住よし」のきしめんを食べるためだけに入場券を買って訪れるファンもいるほど、名古屋の玄関口で気軽に立ち寄れる名物スポットとして親しまれています。

一杯25秒!時間がない人にぴったりのスピード感

新幹線ホームという場所柄、利用客に時間がないことを熟知している「住よし」では、驚きの提供スピードが実現されています。

注文してからきしめんが提供されるまでの時間は、なんと平均しておよそ25秒です。

この速さの秘密は、事前に茹でてある麺と、創業以来継ぎ足しながら作られる秘伝のダシにあります。

ダシにはサバ節、ムロアジ節、ソウダガツオ節の3種類が贅沢に使われており、甘みとコク、そしてすっきりとした後味が見事に調和しています。

各店舗で丁寧にダシを取るスタイルを貫いているため、立ち食いでありながら本格的な味わいを楽しめるのです。

メニューの種類と価格帯も魅力的

「住よし」では、約350円から500円という非常に手頃な価格帯で、多彩な名古屋名物のきしめんを味わえます。

最もシンプルな「きしめん」は、油揚げ、ネギ、そして風味豊かな花かつおが乗った一杯です。

一番人気を誇るのは、揚げたての大きなかき揚げが乗った「かき揚げきしめん」

ボリューム満点ですが、すっきりとしたつゆのおかげで最後まで美味しくいただけます。

他にもエビ天や甘辛く煮た牛肉、食欲をそそるカレー、そして濃厚な「味噌きしめん」など、気分に合わせて選べるメニューが揃っています。

特に味噌きしめんを注文すると紙エプロンが付いてくるなど、細やかな心遣いも嬉しいポイントです。

支払いは交通系ICカード(Suicaなど)に対応した券売機で食券を買うだけなので、注文もスムーズです。

名古屋駅ホームならではの光景と文化

新幹線の発着アナウンスがBGMとして流れる中で、丼を片手にきしめんをすする。

この光景は、まさに名古屋駅ホームならではの文化であり、旅情をかき立てる日常の一コマです。

「住よし」は、単に食事をする場所ではありません。

番組でも紹介されるように、ここには様々な背景を持つ人々が訪れます。

これから旅立つ人、故郷に帰る人、昔を懐かしんで立ち寄る人など、一人ひとりの物語がこの小さなカウンターで交差します。

ホームという「通過点」にありながら、人々の「原点」や「心の拠り所」にもなる、それが「住よし」の持つ特別な魅力なのです。

名古屋駅ホームの「住よし」全4店舗紹介

名古屋駅の新幹線ホームには合計4店舗の「住よし」がありますが、実はそれぞれの店舗で少しずつ特徴が異なります。

どの店舗を選ぶかによって、きしめん体験の満足度が変わってくるかもしれません。

ここでは、各店舗の違いを詳しく解説します。

各店舗の位置・特徴・おすすめポイントまとめ

4つの店舗は、東京方面へ向かう上りホーム(14・15番線)と、新大阪方面へ向かう下りホーム(16・17番線)に、それぞれ2店舗ずつ設置されています。

  • 上りホーム(4号車付近)
    • 営業時間 : 6:30〜21:40頃
    • 特徴 : 最も利用者が多く、常に混雑していますが、その分提供スピードも速いのが特徴です。

      時間がない方におすすめです。
  • 上りホーム(14号車付近)
    • 営業時間 : 7:00〜21:30頃
    • 特徴 : 朝の時間帯は比較的空いており、ゆっくり食事をしたい人に向いています。
  • 下りホーム(4号車付近)
    • 営業時間 : 6:30〜21:40頃
    • 特徴 : ホームの中央寄りに位置しアクセスが良く、終日混雑しています。

      出張帰りにさっと済ませたい時に便利です。
  • 下りホーム(14号車付近)
    • 営業時間 : 7:00〜21:30頃
    • 特徴 : ホームの端にあるため比較的混雑が少なく、静かな雰囲気で食事を楽しみたい方におすすめです。

通の人が感じる味と提供の差

どの店舗も基本的なきしめんの味は高品質で一定ですが、「通」の間では揚げ物のコンディションに違いがあることが知られています。

かき揚げなどの天ぷらは、在来線の店舗で揚げられたものが新幹線ホームの各店舗に運ばれてきます。

そのため、利用客の回転が速い店舗や時間帯によっては、揚げたてのパリパリ感が少し失われている場合があります。

天ぷらの食感を重視するなら、比較的混雑が少なく、揚げ物がストックされている時間が短い傾向にあるホームの端(14号車付近)の店舗を狙うのがおすすめです。

また、店舗によってスタッフの人数や熟練度も異なり、対応スピードに微妙な差が生まれることもあります。

利用者の目的に応じたおすすめ店舗選び

あなたの目的や状況に合わせて最適な店舗を選ぶことで、「住よし」のきしめんをより一層楽しむことができます。

  • 出張前でとにかく時間がない方
    • おすすめ : 上り・下りともに4号車側の店舗
    • 理由 : 提供スピードが最も速く、乗車口にも近いため、数分の時間でも利用しやすいです。
  • 旅行帰りにゆっくり思い出に浸りたい方
    • おすすめ : 上り・下りともに14号車側の店舗
    • 理由 : ホームの端にあり比較的静かなため、落ち着いて食事をすることができます。
  • 朝早くから活動したい方
    • おすすめ : 上り・下りともに4号車側の店舗
    • 理由 : 朝6:30から営業しているため、早い新幹線に乗る前でも利用可能です。
  • 揚げたての天ぷらを味わいたい方
    • おすすめ : 下りホームの14号車側の店舗
    • 理由 : 比較的混雑が少ないため、揚げたてのサクサクとした天ぷらに出会える確率が高いです。

まとめ

『ドキュメント72時間』で特集される、名古屋駅新幹線ホームのきしめん店「住よし」についてまとめました。

速い、安い、うまいだけでなく、店舗ごとに少しずつ違う特徴や、様々な人々の人生が交差する人間味あふれる魅力が「住よし」にはあります。

次に名古屋駅を訪れた際は、自分の目的に合った店舗を選んで、この特別な一杯を味わってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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