2025年7月20日に放送される「遠くへ行きたい」では、タレントのパンツェッタ・ジローラモさんが「米王国」として知られる富山県を旅します。
自らも米作りに取り組むジローラモさんが、米にまつわる文化や知恵に触れながら、富山の美しい風景、伝統料理、そして職人技に出会う30分間の宝さがしの旅です。
【遠くへ行きたい】ジローラモが巡る「米王国」富山の旅
今回の旅では、ジローラモさんが富山県の多彩な魅力を探訪します。
豊かな自然が織りなす絶景から、歴史ある暮らしの知恵、地元食材を活かした食文化、そして伝統的なものづくりの現場まで、見どころ満載の内容です。
散居村の風景に感動!富山ならではの田園地帯へ
旅の始まりは、富山県特有の「散居村(さんきょそん)」からスタートします。
ここは広大な水田の中に家々が点在しており、全国的にも珍しい牧歌的な風景が広がっています。
特に夕暮れ時、水田の水面が夕焼けに染まる光景は幻想的で、訪れる人々を魅了します。
この地では、自然と調和しながら長年守り継がれてきた暮らしのスタイルが、今なお息づいています。
築270年の古民家で暮らしの知恵を学ぶ
旅の途中、ジローラモさんは築270年以上という歴史を持つ伝統的な住居を訪問します。
この古民家には、長い年月の中で培われてきた暮らしの知恵が詰まっています。
雪深い地域ならではの家の構造や、厳しい自然環境に対応するための工夫は、現代の生活にも通じるサステナブルなヒントに満ちています。
自然素材を巧みに利用した断熱や収納の技術など、先人たちの知恵に触れる貴重な時間となります。
農家レストランで富山の味を堪能
続いてジローラモさんが向かうのは、地元の食材と伝統の味を大切にする農家レストランです。
ここでは、とれたての新鮮な野菜や富山県産コシヒカリをふんだんに使った郷土料理が登場します。
おこわや煮物、味噌を使った家庭料理など、素朴でありながら奥深い味わいが富山の食文化の豊かさを伝えます。
さらに、“新米米農家”でもあるジローラモさんが、富山のお米を使って本場のイタリア料理を振る舞い、お世話になった人々へお返しをします。
日本の米がリゾットやライスコロッケといったイタリアの味にどう変身するのか、料理を通じた文化交流が生まれる瞬間は、この旅の大きな見どころの一つです。
高岡の鋳物の町で巨大つり鐘と出会う
旅の終盤には、400年以上の歴史を持つ鋳物の町・高岡市を訪れます。
ここでジローラモさんが出会うのは、日本一の大きさを誇る巨大なつり鐘です。
その圧倒的なスケールはもちろん、完成に至るまでの製造工程で発揮される熟練職人たちの繊細な手仕事と卓越した技術は、見る者を圧倒します。
また、音階を持つ「ドレミ風鈴」も登場し、その澄んだ音色が夏の富山の爽やかさを演出します。
高岡で受け継がれてきた鋳物文化の奥深さと、職人たちの魂が込められたものづくりの現場を体感します。
まとめ
今回の「遠くへ行きたい」で紹介された、ジローラモさんの富山県の旅についてまとめました。
水田が広がる散居村の美しい風景、築270年の古民家に息づく暮らしの知恵、農家レストランでの郷土料理とイタリア料理を通じた食文化の交流、そして鋳物の町・高岡が誇る伝統の職人技まで、富山の多様な魅力が凝縮された内容でした。