2025年7月21日放送の『DayDay.』で「夏の好コスパ船旅特集」について紹介されました!
昨年22万人が乗船したという、今話題のクルーズ旅行。
グルメやエンターテインメント、複数の寄港地での観光が一度に楽しめる手軽さが人気を集めています。
オールインクルーシブやサステナブルといった新しい魅力も加わり、ますます注目度が高まっています。
この記事では、番組で紹介されたクルーズ旅行の魅力や人気の秘密、楽しみ方から準備まで、詳しく解説していきます。
今注目のクルーズ旅行、その魅力は?
2025年、クルーズ旅行の人気はますます高まりを見せています。
旅のスタイルが多様化し、これまでクルーズに馴染みのなかった層にもその魅力が浸透し始めているのが大きな理由です。
ここでは、現代のクルーズ旅行が持つ主な魅力についてご紹介します。
ライフスタイルに合わせて選べる船旅
現在のクルーズ旅行は、あらゆる旅行者のニーズに応える多様なプランが用意されているのが特徴です。
例えば、かつては長期休暇が必要というイメージでしたが、近年では1泊から楽しめる短期プランや週末を利用したショートクルーズが充実しています。
これにより、忙しいビジネスマンや子育て中のファミリーでも気軽に参加できるようになりました。
さらに、各クルーズ会社はターゲット層に合わせたサービスを展開しています。
- ファミリー層:キッズルームやプール、キャラクターイベントが充実した客船
- カップル:展望風呂やスパ、高級レストランを備えたロマンチックな客船
- ひとり旅:一人用キャビンやシングル向けの交流イベントが用意されたプラン
- 高齢者層:バリアフリー設備や日本語スタッフが常駐する安心のプラン
このように、船に乗るだけで自分の理想の休日が待っているという手軽さが、多くの人々を惹きつけています。
移動・宿泊・食事がすべて込みで安心
クルーズ旅行の最大の利点の一つが、「オールインクルーシブ」という料金形態です。
これは、一度料金を支払えば、旅行中の移動費、宿泊費、食事代、船内でのアクティビティやエンターテインメントの費用がほぼ全て含まれているというシステムです。
旅行先での追加費用を心配する必要がほとんどなく、予算管理が非常にしやすいのが魅力です。
また、寄港地から寄港地への移動も寝ている間に船が運んでくれるため、面倒な乗り換えやホテルの予約、荷物のパッキングといった手間から解放されます。
特に旅行に不慣れな方や、初めての海外旅行にも最適なスタイルです。
環境に配慮した新しい客船が登場
近年、旅行業界全体で環境への配慮が重視される中、クルーズ業界でも「サステナブル・クルーズ」が新たなトレンドとなっています。
これは、環境負荷を低減する技術を取り入れた新しい客船の登場によって実現しています。
代表的なのが、排出する硫黄酸化物がほぼゼロで、二酸化炭素の排出量も大幅に削減できるLNG(液化天然ガス)を燃料とする新型客船です。
ほかにも、燃料電池や陸上からの電力供給システムに対応した低公害船も続々と導入されています。
これにより、旅行者は美しい海や自然環境を守りながら、快適な船旅を楽しめる未来型の旅行が現実のものとなりつつあります。
昨年22万人が乗船!人気の秘密はどこに?
2024年には、日本国内で22万人以上がクルーズ旅行を体験し、その市場は前年比で14%も増加しました。
この驚異的な人気は、いくつかの要因が複合的に絡み合った結果です。
ここでは、クルーズ人気を支える5つの秘密に迫ります。
新しい船と旅のスタイルが続々と登場
人気の背景には、まず新しいクルーズ船の登場と旅の多様化があります。
「にっぽん丸」や2025年にデビュー予定の「Asuka III」といった日本発着の最新客船は、きめ細やかな和のサービスや完全な日本語対応を強みとしており、海外船に不安を感じる層からも高い支持を得ています。
さらに、特定のテーマに特化したクルーズが増えている点も注目です。
ファミリー向け、LGBTQフレンドリー、ひとり旅推奨など、個人の趣味やライフスタイルに合わせた旅が企画され、より多くの人が「自分向けの旅」としてクルーズを選びやすくなりました。
地方港からも出発できるように
かつてクルーズ旅行は、横浜や神戸といった大都市の港から出発するのが一般的でした。
しかし、近年は地方港の整備が進み、北海道、名古屋、博多など、全国各地の港から乗船できるようになっています。
自宅から近い港を選べるようになったことで、出発地までの移動負担やコストが大幅に軽減されました。
このアクセスの良さが、これまでクルーズを遠い存在と感じていた地方在住者にとって、参加へのハードルを大きく下げる要因となっています。
一度の旅行でたくさんの土地を回れる
船旅は、一度チェックインすれば、荷物を部屋に置いたまま複数の都市や国を巡ることができる、非常に効率的な旅行スタイルです。
毎日のように荷物をパッキングしたり、交通機関を乗り継いだりする必要がないため、移動に伴うストレスや体力の消耗がありません。
朝目覚めると新しい街に到着しているという体験は、クルーズならではの醍醐味です。
この「浮かぶホテル」ともいえる利便性は、特に小さなお子様連れの家族や、体力に不安のあるシニア世代から絶大な支持を受けています。
料金にすべて含まれているから安心
前述のとおり、クルーズの多くはオールインクルーシブです。
食事やエンターテインメントに追加料金がかからないため、「現地でいくら使うかわからない」という海外旅行にありがちな不安がありません。
料金体系が明朗であることは、旅行計画の立てやすさに直結します。
特に、円安が気になる昨今において、事前に支払いが完了し、現地での出費を抑えられるクルーズ旅行は、賢い選択肢として評価されています。
一度乗ったらまた乗りたくなる体験
クルーズ旅行は、リピーターが非常に多いことでも知られています。
その理由は、初参加でも満足度が極めて高い体験ができるからです。
船上で提供される非日常的な空間、豪華な食事、華やかなショー、そして寄港地での新しい発見。
これら全てが一体となった総合的なエンターテインメント体験は、陸の旅では決して味わえない特別な魅力を持っています。
この感動が「また乗りたい」という強い動機となり、安定した人気を支えています。
グルメとエンタメが一度に楽しめる!
クルーズ旅行の真髄は、「移動するテーマパーク」ともいえる船内での体験にあります。
特に食事とエンターテインメントのクオリティはクルーズ船を選ぶ際の重要なポイントであり、乗客を飽きさせないための様々な工夫が凝らされています。
船内はグルメの宝庫!和洋中ぜんぶ楽しめる
クルーズ船の船内は、まさにグルメの宝庫です。
朝昼晩と好きなものを好きなだけ楽しめるビュッフェレストランから、特別な夜を演出するコース料理のメインダイニング、さらには寿司バー、イタリアン、フレンチ、ステーキハウスといった専門レストランまで、多彩な食の選択肢が揃っています。
クルーズ会社によっては、ミシュラン星付きシェフが監修するメニューを提供するところもあります。
特に日本発着クルーズでは、寄港地の名産を取り入れた食事が楽しめるのも魅力の一つです。
例えば、北海道沖を航行する際には新鮮な海鮮丼が、九州に寄港する際にはその土地の郷土料理が提供されるなど、船に乗りながらにして日本各地の味巡りができます。
夜は華やかなショーで非日常体験を
食事が終わった後の夜は、華やかなエンターテインメントタイムの始まりです。
多くの大型客船には、ブロードウェイやラスベガスさながらの本格的な劇場が備わっています。
そこでは、毎晩のように異なる演目が上演され、ミュージカル、マジックショー、アクロバット、ライブコンサートなど、ワールドクラスのパフォーマンスを無料で楽しむことができます。
最新の音響・照明設備を駆使したステージは迫力満点で、乗客を非日常の世界へと誘います。
ファミリー向けにはキャラクターが登場するショーや参加型のイベントも用意されており、子どもから大人まで三世代で楽しめる内容となっています。
クルーズに持っていくべき持ち物リスト
クルーズ旅行を最大限に楽しむためには、事前の準備が重要です。
船の上という特殊な環境だからこそ、「持ってきてよかった」と思えるアイテムがあります。
ここでは、初心者からベテランまで役立つ持ち物リストをカテゴリ別にご紹介します。
書類・貴重品まわり
旅行の基本となる最も重要なアイテムです。
- パスポートや乗船関連書類:絶対に忘れてはいけない必須アイテムです。
- ネックホルダー式のカードケース:船内での支払いやルームキーとして利用する乗船カードを首から下げておくと、紛失防止になり非常に便利です。
- 少額の現金:寄港地での買い物や、船内でのチップ用に、ドルやユーロなどの小額紙幣や小銭を用意しておくとスムーズです。
洗面・衛生グッズ
船室のアメニティはホテルほど充実していない場合があります。
- 歯ブラシ、歯磨き粉:備え付けがないことも多いので持参が基本です。
- 日焼け止め、アロエジェル:デッキや寄港地での日差しは強いため、紫外線対策は必須です。
- リップクリーム、綿棒、制汗剤:普段使い慣れたものを持参すると快適に過ごせます。
- 携帯用除菌シート、ハンドジェル:多くの人が利用する船内での感染症対策として役立ちます。
健康・医療関連
万が一の体調不良に備えましょう。
- 酔い止め薬:船の揺れに弱い方は必ず持参してください。
- 常備薬:普段服用している薬はもちろん、鎮痛剤や胃腸薬、絆創膏、目薬などがあると安心です。
衣類・天候対策アイテム
船内ではシーンに合わせた服装が求められます。
- 水着:プールやジャグジーを楽しむために必須です。乾かす時間を考えて2枚あると便利です。
- 羽織れるもの:日中は暖かくても、船内や夜のデッキは冷房が効いていたり海風で冷えたりするため、カーディガンや薄手のジャケットが重宝します。
- スマートカジュアルな服装:メインダイニングやショーなど、少しお洒落な場所へ行くための襟付きシャツやワンピースを1セット用意しておきましょう。
あると快適なその他の便利グッズ
これらがあると、客室での生活が格段に快適になります。
- マグネット式のフック:客室の壁は金属製の場合が多く、帽子や小物を掛けておくのに非常に便利です。
- 吊り下げオーガナイザー:クローゼット内のスペースを有効活用できます。
- モバイルバッテリー、複数ポートのUSB充電器:客室のコンセントは数が限られているため、スマホやカメラの充電に役立ちます。
- 防水ポーチ:プールサイドや寄港地のビーチへ行く際に、スマートフォンや貴重品を入れるのに便利です。
- 耳栓、アイマスク:音や光に敏感な方は、快適な睡眠のために持参すると良いでしょう。
まとめ
『DayDay.』で紹介された、今話題の夏のクルーズ旅行についてまとめました!
移動・宿泊・食事がセットになったオールインクルーシブの手軽さ、船内で繰り広げられる多彩なグルメとエンターテインメント、そして環境に配慮したサステナブルな船旅の実現など、クルーズは誰でも気軽に楽しめる新しい旅のスタイルとして確固たる地位を築いています。
今回ご紹介した人気の秘密や持ち物リストを参考にしっかりと準備をして、日常を忘れさせてくれる豪華で快適な船旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。