2025年7月23日放送の『ホンマでっか!? TV』では、「いよいよ夏休み!日本の旅行スポット22選」と題して、旅の専門家たちが厳選した国内の注目スポットが紹介されました。
今年の夏の旅のキーワードは「涼しさ」「絶景」「体験型宿泊」。
円安や物価高の中でも満足度の高い、費用対効果に優れた国内旅行先が勢ぞろいしました。
【ホンマでっか!? TV】夏の人気旅行スポット
番組で紹介された、この夏絶対に行きたい魅力的な旅行のテーマとスポットを詳しく解説します。
長野・夏スキー場で涼&絶景体験
まずはじめに、絶景プロデューサーの詩歩さんが「夏こそスキー場が楽しい」と推薦した、長野県の涼しい絶景スポットです。
白馬岩岳マウンテンリゾートの夏絶景
長野県白馬村にある白馬岩岳マウンテンリゾートは、夏にこそ真価を発揮する絶景スポットです。
ゴンドラリフトに乗って約10分、標高1289mの山頂へ到着すると、そこには日常を忘れさせてくれる別世界が広がっています。
山頂テラスや展望デッキからは、眼下に広がる雄大な雲海や、白馬三山をはじめとする北アルプスの壮大な山並みを一望できます。
夏でもひんやりとした涼しい空気の中で、息を飲むほど美しい景色を楽しめるため、Googleの口コミでも★4.4という高評価を獲得しています。
夏期にはガイド付きの自然散策や、思い出作りにぴったりのフォトスポットも充実しており、絶景を求める旅に最適な場所です。
夏のリフト&アウトドア設備が充実
最近のスキー場はグリーンシーズンの営業にも力を入れており、白馬岩岳マウンテンリゾートも例外ではありません。
夏の間もゴンドラやリフトが稼働しているため、誰でも気軽に山頂からのパノラマビューを堪能できます。
麓ではマウンテンバイクやパラグライダーといったアクティビティも楽しめ、高原リゾートならではの爽快感を満喫することが可能です。
また、場内にはカフェやフードスタンドも完備されており、自然の風を感じながら冷房いらずで快適に過ごせる点も、家族連れやカップルから好評を得ています。
口コミ高評価のおすすめ宿
高原リゾートとして名高い白馬村には、夏でも評価の高い宿泊施設が数多く存在します。
特に白馬岩岳周辺には、詩歩さんもイチオシするような、山々を一望できる露天風呂を備えた旅館や、写真映えする北欧風のログハウスなど、多様なニーズに応える宿が集まっています。
実際に宿泊した人からは「ロープウェイ乗り場が近く利便性抜群」「朝焼けの雲海が部屋から見えた」といった声が寄せられており、Google口コミで★4以上の高評価を得ている宿がほとんどです。
富士山ビュー温泉&宿泊プラン
続いて、モデルの梨花さんが「息子のために毎回泊まる」と語るほど愛してやまない、富士山を望む温泉宿の特集です。
梨花さん推し!オープンエア温泉宿
梨花さんが紹介したのは、オープンエアの温泉から富士山を眺められる宿です。
その代表格が、山梨県の河口湖畔に佇む「ふふ 河口湖」。
この宿は、全客室に富士山ビューのオープンエア温泉が完備されているのが最大の魅力です。
木々と炎の灯りに包まれながら富士山の裾野を望む露天風呂は、薪の香りが漂う中で自然との一体感を味わえると評判です。
さらに、温泉には富士山の溶岩が敷かれており、その遠赤外線効果で体の芯からじんわりと温まります。
環境に配慮したバイオエタノール暖炉も設置されているため、季節を問わず快適な温泉時間を過ごせるでしょう。
家族で泊まれる富士山眺望のホテル
ファミリー層には、河口湖温泉の「秀峰閣 湖月」が人気です。
2024年の人気ランキングで★4.8という非常に高い評価を受けており、全ての客室と露天風呂から雄大な富士山の姿を望めます。
小上がり付きの和洋室や、子ども料金制度が整っているため、小さなお子様連れの家族旅行にも最適です。
この宿の特筆すべき点は、屋根付きの露天風呂。
天候に左右されることなく、一年中いつでも安心して富士山の絶景を眺めながら温泉に浸れることが、多くの口コミで絶賛されています。
料金と内容で比較する宿泊プラン
富士山ビューを誇る宿は、価格帯や設備によって様々な特徴があります。
例えば、河口湖周辺の「大池ホテル」は、展望大浴場付きで1泊約24,000円からと比較的リーズナブルです。
貸切露天風呂の予約も可能で、食事は会席料理とビュッフェから選べます。
一方、より贅沢な滞在を求めるなら「ホテル鐘山苑」がおすすめです。
客室露天風呂を含む全ての施設から富士山が見え、特に最上階の露天風呂は視界を遮るものがないインフィニティ仕様。
価格は1泊約57,000円からと高価ですが、その分、格別な体験ができます。
予算や旅行の目的に合わせて最適な宿を選べるのが嬉しいポイントです。
一棟貸切!美術館&お寺の贅沢ステイ
近年トレンドとなっている、グループで特別な時間を過ごせる「一棟貸切」のユニークな宿泊体験も紹介されました。
群馬「TEMPLE STAY ZENSŌ」で禅の一棟貸し
群馬県千代田町にある「TEMPLE STAY ZENSŌ」は、お寺に併設された一棟を丸ごと貸し切れる、1日1組限定の宿坊です。
キッチンやリビング、2LDKの和室に加え、テレワーク用のスペースや洗濯機、シャワーも完備されており、長期滞在やワーケーションにも対応できます。
敷地内では、予約すれば上州牛を使ったBBQやピザ窯での本格的な食体験も可能。
さらに、隣接する宝林寺では座禅や写経、朝のお勤めといった日本文化に深く触れる体験ができ、心静かに贅沢な時間を過ごせます。
金沢でグループ貸切「寺町貸切座禅プラン」
石川県金沢市の寺町では、UIGIが提供する「金沢Morning Zazen」という1グループ貸切の座禅体験プランが人気です。
このプランでは、住職による説法と体に優しい朝がゆから始まり、約30分間の座禅で心を整えます。
その後は和菓子と煎茶でほっと一息。
静寂に包まれた空間で自分自身と向き合う、心のリセットに最適な体験です。
料金は1~5名で55,000円、追加1名ごとに6,500円と明確に設定されています。
京都「福田美術館」貸切夜間プラン
2025年1月に実施され大変好評だったのが、京都・嵯峨嵐山にある「福田美術館」の貸切宿泊プランです。
開館5周年を記念したこのプランは、1日1組限定で、閉館後の美術館を独占できるという非常に貴重な体験でした。
参加者は、伊藤若冲の特別展で世界初公開となった「果蔬図巻」などを、専門のキュレーターによる解説付きでじっくりと鑑賞。
宿泊は京都ブライトンホテルの一泊朝食付きで、料金は2名1室利用時で55,000円からでした。
秘境&海リゾートスポットピックアップ
最後に、2025年にオープンした最新のラグジュアリーホテルや、手つかずの自然が残る秘境、美しい海を望むリゾートが紹介されました。
宮古島の“2025年注目”ラグジュアリーホテルで特別な滞在
2025年3月1日にオープンしたばかりの「ローズウッド宮古島」は、日本初進出となるラグジュアリーホテルブランドです。
全55棟のヴィラからは、宮古ブルーの透明な海が美しい大浦湾を一望できます。
敷地内には海を見渡すインフィニティプールはもちろん、4つのレストラン&バー、最先端のウェルネス施設「Asaya Spa」、ヨガスタジオなどが完備され、極上のウェルビーイング滞在が楽しめます。
また、お子様向けのアクティビティ施設「ローズウッド・エクスプローラー・クラブ」も併設されており、家族連れでも安心して過ごせる点が注目されています。
北海道・知床カムイワッカ湯の滝で秘湯体験
世界自然遺産・知床にある「カムイワッカ湯の滝」は、滝そのものが温泉という全国的にも珍しい秘湯です。
7月1日から9月30日までの夏季限定で開放され、滝壺に足を入れて自然の恵みをダイレクトに感じることができます。
2025年シーズンからは安全管理が強化され、訪れる際は必ずガイドと同行するルールが導入されました。
滝に向かう前にはヘルメットを着用し、注意事項のレクチャーを受ける必要があります。
一般車両の乗り入れが禁止される期間があり、知床自然センターからのバス利用が推奨されています。
千葉・鴨川の海風を感じる絶景温泉宿
千葉県鴨川市にある「鴨川温泉 璃庵」は、東京からアクセスしやすく、気軽に非日常を味わえる絶景宿です。
全10室が海に面した離れタイプとなっており、各客室に備えられた露天風呂からは、打ち寄せる波の音を聞きながらどこまでも続く水平線を堪能できます。
窓際に設けられた水盤が、まるで海と温泉が一体化したかのような幻想的な空間を演出。
“泊まれる料理屋”を謳うだけあり、房総の新鮮な海の幸を部屋食でゆっくりと味わえるのも魅力です。
まとめ
『ホンマでっか!? TV』で紹介された2025年夏の国内旅行スポットについてまとめました!
今回は「涼」「絶景」「癒し」「体験」をキーワードに、これまでの旅の常識を覆すような魅力的な場所が数多く紹介されました。
長野・白馬岩岳マウンテンリゾートの山頂からの絶景、梨花さんおすすめの富士山ビュー温泉宿、グループで楽しめる一棟貸切の宿坊や美術館、そして宮古島や知床、鴨川といった自然美を満喫できるリゾートなど、どれも忘れられない夏の思い出を作るのに最適なスポットばかりです。
特に、ただ宿泊するだけでなく、座禅やアート鑑賞、BBQといった「体験」を重視するプランが増えているのが今年のトレンドです。
また、高級リゾートからコストパフォーマンスに優れた宿まで、予算に応じて選べるプランが紹介されていたのも嬉しいポイントでした。
海外旅行が依然としてハードルの高い中、国内には価格以上の満足感を得られる素晴らしい非日常スポットがたくさんあります。
この記事を参考に、あなたにぴったりの旅のスタイルを見つけて、2025年の夏を思いっきり満喫してください!