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【人生の楽園】秘境冒険民宿山人砦(山梨)の予約方法!ジビエ料理・温泉・料金・アクセス情報

2025年8月2日に放送された『人生の楽園』で、山梨県早川町にある「秘境冒険民宿 山人砦(やもうどとりで)」が紹介されました。

都会の喧騒から離れ、本物の自然と文化に深く触れる時間を過ごしたい方にぴったりの宿です。

一日一組限定という贅沢な空間で、かつてこの地で暮らした「山人(やもうど)」の知恵と文化を五感で体験できます。

この記事では、宿の魅力から体験メニュー、温泉、アクセス、予約方法まで、その全貌を詳しくご紹介します。

目次

宿の魅力と特色

「秘境冒険民宿 山人砦」は、ただ宿泊するだけの場所ではありません。

訪れる人を深く満たす、唯一無二の魅力と特色にあふれています。

ここでは、その代表的な3つのポイントについて解説します。

一日一組限定・猟師小屋風の客室

この宿の最大の特色は、一日に一組しか宿泊できない完全貸切の一棟貸しスタイルであることです。

周りを気にすることなく、自分たちだけのプライベートな時間を心ゆくまで満喫できます。

客室は19畳の広々とした和室で、かつての猟師小屋を思わせる野趣あふれる内装が特徴です。

部屋の中心には囲炉裏が据えられ、壁には鹿の角や毛皮、古道具が飾られており、山人文化を現代的に再現した空間が広がっています。

必要に応じて8畳と7畳の二間に仕切ることも可能で、グループや家族での利用にも柔軟に対応します。

また、秘境にありながらWi-Fiやウォシュレット、灯油ストーブ、基礎化粧品といった快適設備も完備されており、不便さを感じさせない心遣いが光ります。

山人文化を五感で体験する体験プログラム

ここでは、山人の暮らしそのものを体感できる、充実した体験プログラムが用意されています。

季節ごとに内容は異なり、訪れるたびに新しい発見があります。

例えば、宿の近くを流れる清流での渓流釣り、地元産のそば粉を使ったそば打ち、旬の山菜採りやきのこ狩りなど、五感をフルに使う体験が目白押しです。

焚き火を囲みながら静かな夜を過ごしたり、野草や果実を使ったお茶づくりに挑戦したりと、自然と一体になるプログラムを通じて、山人が培ってきた自然と共に生きる知恵を肌で感じることができます。

ジビエ料理と地元食材による「山人の宴」

滞在のハイライトの一つが、夕食で提供される「山人の宴」と名付けられたディナーです。

山の幸をふんだんに活かした手づくり料理が、囲炉裏の周りに並びます。

メニューは季節によって変わりますが、渓流で捕れたばかりのアマゴの炭火焼き、猪や鹿といった季節のジビエ料理、採れたての山菜の天ぷら、栗ご飯など、ここでしか味わえない逸品ばかりです。

すべての料理は化学調味料を一切使用せず、素材本来の旨みを最大限に引き出す調理法が基本です。

オーナー夫妻やスタッフが心を込めて作る料理は、お腹だけでなく心も満たしてくれるでしょう。

オーナー夫妻と開業の背景

「秘境冒険民宿 山人砦」の温かいおもてなしと文化継承への情熱は、宿を営む鹿島さんご夫妻の経歴と想いから生まれています。

なぜ東京出身の二人がこの地で宿を営むことになったのか、その背景に迫ります。

東京出身の鹿島健利さん・晴日さんの移住物語

オーナーの鹿島健利さん(41歳)と晴日さん(35歳)は、二人とも東京で生まれ育ちました。

健利さんは大学で建築を学ぶ中で地域づくりに興味を持ち、奈良田を訪れた際にその奥深い文化と人々の暮らしに強く惹きつけられました。

一方、晴日さんは大学の研究で奈良田を訪れ、この土地に魅了されます。

その後、二人は奈良田への移住を決意し、地域活性化に取り組むNPO法人に就職し、結婚しました。

都会出身の二人だからこそ、この土地が持つ本来の価値を新鮮な視点で見出し、その魅力を守り伝えたいという強い想いを抱くに至ったのです。

長老たちの知恵を未来へ紡ぐ使命

鹿島さんご夫妻は、奈良田集落に今も息づく「山人」の自給自足的な文化を、自身の暮らしを通して未来へ伝えることを使命と感じています。

特に、高齢化によって失われつつある地元の長老たちが持つ生活の知恵や保存食の技術を目の当たりにし、「今、自分たちが行動しなければ」という強い危機感を抱いたことが、民宿開業の直接的な原動力となりました。

宿名の「砦」には、この貴重な文化を失わせることなく、次世代へ継承していくための「文化を守る砦でありたい」という、二人の固い決意が込められています。

NPO経験からの転身と宿への展開

2021年、夫妻はNPO法人を退職し、民宿開業に向けて本格的に動き出します。

地元の旅館や食堂で働きながら宿の運営や調理、接客のノウハウを学び、古民家を自分たちの手で「猟師小屋風」の空間へと改装しました。

こうして「秘境冒険民宿 山人砦」は開業しました。

現在では、二人の想いに共感した若手のスタッフも「山人見習い」として運営に加わっています。

世代を超えた文化の継承と、地域活性化の新しいモデルとして、多くの注目を集めています。

体験メニューと温泉の魅力

「秘境冒険民宿 山人砦」の滞在をさらに忘れられないものにするのが、多彩な体験メニューと、東日本一とも評される名湯です。

ここでは、その具体的な魅力について詳しくご紹介します。

渓流釣り・山菜採り・そば打ちなどの選べる体験

この宿では、奈良田の豊かな自然と一体になれる体験が充実しています。

一番人気の渓流釣り体験では、宿のすぐそばを流れる清流でアマゴやイワナを狙います。

自分で釣り上げた魚を、その場で炭火焼きにして味わう体験は格別です。

また、そば打ち体験では、地元産のそば粉を使い、練る工程から切るところまで自分で行います。

打ちたてのそばは、その日の昼食や夕食で提供され、その豊かな香りと歯ごたえを楽しむことができます。

季節によっては、山菜採りやきのこ狩り、野草や果実を使ったお茶づくりなども企画され、参加者は山人文化の奥深さを五感で直に学ぶことが可能です。

「山人の宴」に込められた料理と果実酒の魅力

夕食で提供される「山人の宴」は、単なる食事ではなく、この土地の文化と自然を感じる食体験です。

コースは季節の山菜天ぷらから始まり、アマゴの炭火焼き、猪の煮込みや鹿のしゃぶしゃぶといったジビエ料理が続きます。

干し芋のバターソテーや干し柿のバターサンドなど、山の恵みを活かした温かみのあるデザートも絶品です。

化学調味料を一切使わず、素材の味を最大限に生かした優しい味わいが特徴です。

自家製の果実酒や地元のドリンクも豊富に揃っており、料理とのペアリングも楽しめます。

奈良田温泉「女帝の湯」の宿泊者特典

宿泊者は、敷地に隣接する名湯・奈良田温泉「女帝の湯」に、滞在中何度でも無料で入浴することができます

この温泉は、「東日本一」とも評価される源泉かけ流しの湯で、トロリと肌にまとわりつくような独特の泉質が特徴です。

浴槽は温度の異なる二つの湯船があり、ぬるめのお湯と適温のお湯に交互に入ることで、体の芯から温まります。

高い温浴効果で旅の疲れを癒すのはもちろん、美肌効果も期待できるため、特に女性の宿泊者から絶大な支持を得ています。

アクセス・料金・予約情報

実際に「秘境冒険民宿 山人砦」へ訪れるための具体的な情報をご紹介します。

アクセス方法から料金の目安、予約のポイントまで、旅行計画に役立つ情報をまとめました。

JR下部温泉駅・バス・送迎の利用方法

公共交通機関を利用する場合、JR身延線の「下部温泉駅」が最寄り駅となります。

駅から奈良田行きの路線バスに乗車し、約60分で終点の「奈良田バス停」に到着します。

バスでのアクセスに不安がある方や、荷物が多い場合は、宿に事前連絡をすれば送迎サービスを利用することも可能です。

送迎は下部温泉駅、または高速バスの飯富停留所からで、料金は無料または片道2,000円程度です。

車で向かう場合は、中央自動車道の「甲府南IC」から約90分が目安です。

山道が続くため、時間に余裕を持った移動をおすすめします。

料金の目安と空室状況の傾向

宿泊料金は、1泊2食付きで大人1名あたり約12,000円からとなっており、季節や宿泊人数によって変動します。

小学生以下の子どもには専用の料理が用意され、料金設定も異なります。

一度宿泊すると、次回から利用できる3,000円のリピーター割引特典があるのも嬉しいポイントです。

空室状況は、一日一組限定のため、週末や連休、祝日は早い段階で埋まってしまう傾向にあります。

平日は比較的予約に余裕がありますが、原則として週に3日ほど休館日(不定休)があるため、訪れる前には必ず公式サイトで営業日を確認することが重要です。

予約開始時期と混雑予想(特に週末・連休)

予約は、公式サイトまたは電話で受け付けています。

受付期間は、原則として宿泊希望日の3か月前から受け付けていることを説明。

リピーターは最大1年先まで予約可能である特典を記述。

特にゴールデンウィークや夏休みといった大型連休のシーズンは人気が集中し、予約開始と同時に満室になることも少なくありません。

週末や連休に宿泊を希望する場合は、最低でも1〜2か月前には予約を済ませておくと安心です。

公式サイトでも平日の予約が比較的取りやすいと案内されています。

まとめ

『人生の楽園』で紹介された「秘境冒険民宿 山人砦」についてまとめました。

この宿は、山梨県早川町奈良田という秘境に佇む、一日一組限定の特別な空間です。

東京出身のオーナーご夫妻が、失われつつある山人文化を未来へ継承したいという強い使命感を持って営んでいます。

滞在中は、渓流釣りやそば打ちといった自然体験を通じて山人の暮らしを学び、夕食には猪や鹿のジビエ、採れたての山菜など、山の幸をふんだんに使った「山人の宴」を味わえます。

さらに、東日本一と名高い奈良田温泉「女帝の湯」にも無料で入ることができ、心身ともにリフレッシュすることが可能です。

その唯一無二の体験と温かいおもてなしは、Googleレビューでも圧倒的な高評価を得ています。

日常を離れて、自然と文化、そして人との交流に深く浸る時間は、まさに「人生の楽園」と呼ぶにふさわしい、忘れられない思い出となるでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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