2025年8月4日(月)に放送されたテレビ朝日「帰れマンデー見っけ隊!!」では、「高尾山登頂スペシャル」と題して、東京が世界に誇る人気の山・高尾山の完全攻略旅が特集されました。
番組にはMCのタカアンドトシに加え、ゲストとして草刈民代さん、ウエンツ瑛士さん、そしてSixTONESの髙地優吾さんが登場。
一行は、登山者数世界一の高尾山で、人気No.1ルートを辿りながら、夏ならではの涼感ポイントや創業100年以上の老舗グルメ、さらには「江の島まで続く」という伝説を持つ謎の洞窟まで、その魅力を余すところなく紹介しました。
この記事では、番組で取り上げられた高尾山の見どころを、登山ルート、グルメ、パワースポット、アクセス情報といった実用的な情報と共に詳しく解説していきます。
放送概要と高尾山完全攻略スペシャルの見どころ
今回のスペシャルでは、都心からのアクセスも良く、多くの人に愛される高尾山の新たな魅力が紹介されました。
番組で放送された日時や出演者、そして旅のハイライトとなったポイントを振り返ります。
放送日時・出演メンバー
「帰れマンデー見っけ隊!! 高尾山登頂スペシャル」は、2025年8月4日(月)の19:00から20:40まで、テレビ朝日系列で放送されました。
旅のメンバーは、MCのタカアンドトシのお二人と、ゲストの草刈民代さん、ウエンツ瑛士さん、そしてSixTONESの髙地優吾さんです。
一行は、世界一の登山者数を誇る高尾山を舞台に、人気ルートを巡りながら“完全攻略”を目指しました。
人気No.1登山ルートと避暑スポットとしての魅力
番組で一行が挑戦したのは、高尾山で最も人気のある「1号路(表参道)ルート」です。
このルートは道が舗装されており、歴史ある薬王院などをたどりながら山頂を目指せるため、初心者にも安心です。
特に注目されたのは、真夏にもかかわらず感じられる“涼しさ”でした。
木々が生い茂る木陰や、風が吹き抜ける尾根道は、都会の猛暑を忘れさせてくれる快適さです。
出演者たちからも「涼しい!夏に登るべきだ」と感心の声が上がるほどで、高尾山が優れた「避暑地」であることが再発見されました。
創業100年以上の老舗グルメ探索
登山の楽しみの一つであるグルメも、今回の旅の大きなテーマでした。
番組では、創業100年を超える歴史を持つ老舗店を中心に、高尾山ならではの名物グルメを探索しました。
紹介されたのは、登山の疲れを癒やす「とろろそば」や、ひんやり美味しい「かき氷」、手軽に食べられる「団子」など、定番の味ばかりです。
長年にわたって人々に愛され続けてきた歴史ある店舗の味を、美しい自然と共に楽しむ様子が紹介されました。
高尾山登山の魅力とルート情報
年間数百万人が訪れる高尾山は、なぜこれほどまでに人気なのでしょうか。
その理由と、目的やレベルに合わせて選べる多彩な登山ルートについて、詳しく解説します。
世界一の登山者数を誇る理由と涼しさの実感
高尾山は標高599mと比較的低い山ですが、年間数百万人が訪れる「世界一の登山者数」を誇ることで知られています。
この人気の背景には、主に3つの理由があります。
- 交通の利便性: 都心から電車で約1時間というアクセスの良さ。
- 手軽さ: ケーブルカーやリフトを利用すれば、気軽に中腹まで登ることが可能。
- 観光要素の豊富さ: パワースポットとして有名な薬王院や、都心を一望できる展望台など、見どころが満載。
さらに、夏場には「避暑地」としての魅力も発揮します。
木陰が続く登山道や沢沿いのコースは、風通しが良く湿気も少ないため、都市の猛暑から逃れるのに最適な環境です。
主要登山ルート(1号路〜6号路)の特徴と難易度
高尾山には、初心者から中級者まで楽しめる主要6つの登山ルートが整備されています。
- 1号路(表参道コース): 全線舗装済みで売店やトイレも多く、初心者や家族連れに最適です。
全長約3.8km、登りは約100分です。 - 2号路(霞台ループ): 中腹を1周約30分で巡る約0.9kmのコース。
静かな自然散策が楽しめます。 - 3号路(かつら林コース): 未舗装の平坦な道が多く、静かな森の雰囲気を味わえます。
全長約2.4km、登りは約60分です。 - 4号路(吊り橋コース): 高尾山唯一の吊り橋「みやま橋」がある変化に富んだコース。
全長約1.5km、登りは約50分です。 - 5号路(山頂ループコース): 山頂直下を一周する約0.9kmの平坦な道で、休憩しながらの散策に向いています。
- 6号路(びわ滝コース): 沢沿いを進む自然豊かなコースで、水音と森林浴が楽しめます。
全長約3.3km、登りは約100分です。 - 稲荷山コース(見晴らし尾根コース): 急な階段を含む尾根道で、山頂近くからの絶景が魅力の中級者向けルートです。
全長約3.1kmです。
避暑におすすめの登山時期と注意点
高尾山を避暑目的で訪れるなら、初夏から盛夏にあたる6月から8月が特におすすめです。
特に涼しいのは6号路で、「天然クーラー」とも呼ばれるほど涼しく、夏の登山に人気のルートです。
ただし、夏山には注意も必要です。
稲荷山コースのような急な道は体力を消耗しやすいため、無理のない計画を立てましょう。
服装は滑りにくい靴を基本に、虫よけスプレーや帽子、十分な水分を持参するなど、熱中症や虫刺され対策を万全にしてください。
ルートによってはトイレや売店が少ないため、事前の準備が大切です。
番組で紹介された注目グルメ・老舗店
登山の疲れを癒してくれるのは、やはり美味しいグルメです。
番組では、高尾山の歴史と共に歩んできた名物料理や、立ち寄りたい名店が数多く紹介されました。
とろろ蕎麦・かき氷・団子など高尾山ならではの名物
「帰れマンデー見っけ隊!!」では、高尾山の定番グルメが紹介されました。
- とろろ蕎麦: 粘りの強い自然薯を使った一杯は、登山の疲労回復にぴったりで、地元でも愛される定番メニューです。
- かき氷: 夏の登山には欠かせない存在で、麓や山腹の売店で楽しめ、火照った体に清涼感を与えてくれます。
- 団子: 「ごま団子」や「みたらし団子」、「くるみ味噌だんご」など、様々な味の団子が山道の店舗で販売されており、手軽なエネルギー補給として人気です。
創業100年以上の名店とは?訪れた店舗の概要
番組では、歴史ある名店が2軒取り上げられました。
- 一軒目は、江戸時代末期から続くそば処「髙尾山 髙橋家」です。
創業150年以上を誇り、店内にそびえる樹齢150年の柿の木を避けて建てられたという風情あるたたずまいが特徴です。
名物のとろろ蕎麦は、粘りと旨みのバランスが絶妙で、滑らかな食感が楽しめます。 - もう一軒は、明治時代創業の「紅葉屋 本店」です。
こちらでは、粘り気の強い山芋を使った「とろろ天ぷら」が名物。
ふわふわの揚げ団子のような食感で、香ばしさと山芋の風味が絶品です。
番組をきっかけに訪れてみたいグルメスポット
番組で紹介された以外にも、高尾山には魅力的なグルメスポットがあります。
ケーブルカー高尾山駅すぐの「高尾山スミカ」エリアには、くるみ味噌が香ばしい「三福だんご」や、チーズタルトや天狗焼が人気の「SMIKA天狗屋」が集まっています。
また、麓にある「高尾山FuMotoYA」では、地元野菜を使ったパスタや、卵黄を絡めて食べる新感覚の「とろろピッツァ」が味わえます。
店外には足湯も併設されており、登山後のリフレッシュに最適です。
謎の洞窟「福徳弁財天洞」の秘密と行き方
番組のハイライトの一つが、伝説に包まれた謎の洞窟の探索でした。
知る人ぞ知るパワースポット「福徳弁財天洞」について、その由来やご利益、アクセス方法を解説します。
「江ノ島まで続く」という伝説の洞窟とは?名称と由来
その洞窟は「福徳弁財天洞(ふくとくべんざいてんどう)」、通称「穴弁天」と呼ばれ、高尾山薬王院の大本坊裏手にひっそりと存在します。
洞内には8本の腕を持つ八臂弁財天像が祀られています。
この洞窟には「江ノ島まで続いている」という有名な伝説がありますが、これは江ノ島の岩屋と弁財天信仰が結びついたもので、科学的な根拠はありません。
かつては全長約40mありましたが、2004年の崩落により、現在は入口から数メートルしか立ち入ることができない状態です。
場所とアクセス方法(薬王院〜大本坊脇道〜弁天洞)
福徳弁財天洞への道は少し分かりにくく、まさに“穴場”スポットです。
薬王院の御本社に到着したら、本堂を背にして大本坊客殿の手前にある分岐案内板を左に進みます。
すると建物の脇に静かな小径が現れるので、そこを進み、T字路を右折してください。
石造りの鳥居が見えたら、そこが洞窟の入口です。
普段の参道とは違う静かな空間が広がっています。
ご利益・祈念法・洞窟内部の注意点(狭さ・暗さ)
福徳弁財天洞は、商売繁盛と福徳円満のご利益があるパワースポットとされています。
参拝する際は、ご真言「おんそらそばていえいそわか」とご宝号「南無福徳弁財天」を静かに唱えて祈念します。
洞窟の内部は非常に低く狭いため、大人が屈まないと進めません。
リュックが天井にぶつかるほどで、中は暗く湿っています。
安全のため、訪れる際は懐中電灯を持参することをおすすめします。
その神秘的な雰囲気が、訪れる人に強い印象を与えます。
高尾山訪問の実用アドバイスと注意点
高尾山登山を快適に楽しむためには、事前の準備が欠かせません。
服装や持ち物、混雑を避けるコツやアクセス方法など、役立つ実用情報をご紹介します。
服装・装備・熱中症対策のポイント
夏の高尾山登山では、快適さと安全性を両立する準備が重要です。
- 服装: 通気性と速乾性に優れたウェアを選びましょう。
帽子や日除けグローブも必須です。 - 装備: 足元は滑りにくいトレッキングシューズが基本です。
熱中症対策として、十分な水分と塩分、冷却タオルやポータブル扇風機などがあると快適です。
虫よけスプレーも忘れずに持参しましょう。 - 注意点: 標高は低くても想像以上に体力を消耗します。
こまめな休憩と水分補給を心がけてください。
混雑状況・登山の混みやすい時間帯と回避法
世界一の登山者数を誇る高尾山では、混雑対策が快適な山行の鍵となります。
- 混雑のピーク: 土日祝日の午前10時〜12時が最も混み合います。
この時間帯はケーブルカーの待ち時間が最大60分以上になることもあります。 - 混雑回避法:
- 早朝スタート: 平日の朝7時台に高尾山口駅に到着すれば、ケーブルカーの待ち時間なしで登山を開始できます。
- ルート選択: 混雑しがちな1号路や稲荷山コースを避け、比較的空いている3号路や6号路を選ぶのも一つの手です。
- 食事時間の工夫: 山頂での昼食は11時半から13時がピークです。
時間をずらすか、もみじ台など少し離れた場所で休憩しましょう。
- 早朝スタート: 平日の朝7時台に高尾山口駅に到着すれば、ケーブルカーの待ち時間なしで登山を開始できます。
周辺アクセス(京王線・ケーブルカー)・駐車場情報
高尾山へのアクセス方法と駐車場情報です。
- 電車でのアクセス:
京王線「高尾山口駅」で下車。
ケーブルカー清滝駅までは徒歩約5分です。 - ケーブルカー: 片道約6分。
料金は大人490円(往復950円)。 - リフト: 片道約12分。
景色をゆっくり楽しめます。 - 車でのアクセスと駐車場:
- 高尾山薬王院祈祷殿駐車場: 250台収容可能で、1日500円と格安ですが、休日は早朝に満車になることが多いです。
- 八王子市営高尾山麓駐車場: 80台収容可能。
駅に近く便利ですが、こちらも休日は7時台には満車になることがあります。
- 京王高尾山温泉 極楽湯 駐車場: 温泉利用で割引がありますが、料金は高めで台数も少ないです。
- 高尾山薬王院祈祷殿駐車場: 250台収容可能で、1日500円と格安ですが、休日は早朝に満車になることが多いです。
まとめ:高尾山スペシャルを通じて感じた魅力と筆者の所感
2025年8月4日放送の「帰れマンデー見っけ隊!! 高尾山登頂スペシャル」では、夏の高尾山の多彩な魅力が紹介されました。
初心者でも楽しめる1号路を中心に、アクセスの良さ、自然の美しさ、そして真夏でも感じられる涼しさなど、多くの人が惹きつけられる理由が改めて浮き彫りになりました。
特に印象的だったのは、歴史ある老舗が提供する「とろろ蕎麦」などの滋味深いグルメと、薬王院の裏手にひっそりと佇むパワースポット「福徳弁財天洞」の神秘的な存在です。
伝統の味は登山の疲れを癒し、知る人ぞ知る静かな祈りの空間は、心に安らぎを与えてくれます。
また、登山時の服装や熱中症対策、混雑を避けるための具体的な時間帯やルート選択、各種アクセス情報など、これから高尾山を訪れる人にとって非常に役立つ実用的な情報も満載でした。
この放送を通じて、高尾山は単なる登山スポットではなく、グルメ、歴史、そして神秘的なパワースポットが融合した、奥深い魅力を持つ場所であることが再確認できました。
この記事が、番組を見て高尾山に興味を持った方々の、素晴らしい旅の計画の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。