2025年7月16日放送のきょうの料理で「あきっこない料理」のレシピについて紹介されました!
教えてくれたのは料理研究家の本田明子さんです。
目次
あきっこない料理のレシピ
本田明子さんが提案する、夏に何度でも食べたくなる「そうめん」「天ぷら」「自家製めんつゆ」のレシピです。
師匠である料理研究家・小林カツ代さんから受け継いだ、家庭料理の基本が詰まったとっておきの組み合わせが紹介されました。
自家製めんつゆの作り方
まずは、そうめんだけでなく冷ややっこや煮物にも使える万能めんつゆのレシピです。
だしの香りをしっかり引き出しつつ、後味はすっきりと仕上げるのがポイントです。
材料(でき上がり約400ml)
- 水 : 450ml
- 昆布(5cmの長さ) : 1枚(2〜3g)
- 削り節 : 1つかみ(約15g)
- A
- みりん : 大さじ2
- 塩 : 小さじ1
- しょうゆ : 小さじ1
- ※ : うす口しょうゆ大さじ2と1/2にかえても作れます。
- ※ : 清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫で5日間保存可能です。
作り方
- だしを取る
- ① 鍋に水450mlと昆布を入れて、うまみを引き出すために1時間置きます。
- ② 1時間後、鍋を中火にかけ、沸騰する直前までじっくりと温めます。
- ③ 沸いてきたらすぐに削り節をすべて加え、火を弱火に落としてから1分間やさしく煮出します。
- ④ 昆布を取り出し、残っただしをざるでこします。このとき、ざるに残った削り節をスプーンでしっかり押し絞ると、より濃いうまみのだしが取れます。
- 仕上げる
- ① こしただしを再び鍋に戻し入れ、Aの調味料(みりん大さじ2、塩小さじ1、しょうゆ小さじ1)を加えます。
- ② 火加減を弱めの中火にして、ふつふつと静かに沸いてくる状態で30秒だけ煮て、風味を凝縮させます。
- ③ 火を止めて、清潔な耐熱性の保存瓶に移して冷まします。粗熱が完全に取れたら、冷蔵庫でしっかりと冷やして完成です。
本田明子さん流そうめんのゆで方としめ方
続いて、そうめんが主役級のおいしさになる、麺のコシと風味を最大限に引き出すゆで方としめ方です。
火加減と水の使い方が、のどごし抜群の仕上がりを生み出します。
材料(2人分)
- そうめん : 3~4ワ(150〜200g)
- 自家製めんつゆ : 適量
- 青じそ(せん切り) : 5枚分
- しょうが(すりおろし) : 1かけ分
- みょうが(小口切り) : 1コ分
- ※ : このレシピはゆで時間2分のそうめんを使用しています。
作り方
- 準備
- ① そうめんは帯をはずしておきます。薬味はすべて刻んで、それぞれ器に分けて準備します。
- ゆでて蒸らす
- ① 大きな鍋にたっぷりの水を入れて強火にかけ、完全に沸騰させてからそうめんを入れます。投入後は菜箸でゆっくりかき混ぜ、麺がくっつくのを防ぎます。
- ② 再びグラグラと沸騰してきたら、麺のコシを守るために冷水カップ1/2を一気に注ぎ入れ、火を弱めます。
- ③ すぐに火を止めて鍋にふたをし、30秒間しっかりと蒸らします。余熱で麺の中心まで均等に火を通すことができます。
- 冷やしてしめる
- ① ざるに上げ、下にボウルを置いて流水で冷やしながら菜箸で混ぜます。熱をきれいにとるため、ボウルにたまった水は途中で3〜4回捨てて入れ替えます。
- ② 麺を指で触って水と同じくらいの温度になったら、たっぷりの水で麺のぬめりが取れるまで優しくもみ洗いをします。
- ③ 最後に氷水に1分間さらし、混ぜながら冷やし込むことで、麺がシャキッと引き締まります。
- 盛り付け
- ① しっかりと水けを切った後、一口大に丸めて器に盛り付けると、見た目も美しく食べやすくなります。準備しておいた薬味とめんつゆを添えて完成です。
天ぷら3種の作り方
そうめんと相性抜群の揚げたて天ぷらです。
今回は家庭にある材料で手軽に作れる「しいたけ・ゴーヤー・ちくわ」の3種類を、わずか3分でサクサクに揚げるレシピが紹介されました。
失敗しにくい衣の作り方や、揚げ時間を短縮してもカラッと仕上がるコツがポイントです。
それぞれの食材が持つ香りや苦味、うまみが、あっさりとしたそうめんの味を引き立てます。
まとめ
きょうの料理で紹介された、本田明子さんの「あきっこない料理」についてまとめました!
自家製めんつゆは、昆布を水につけておく時間が必要ですが、そのひと手間で驚くほど風味豊かなつゆが完成します。
教わった通りにゆでたそうめんは、本当につるつるとしたのどごしで、お店で食べるような本格的な食感でした。
サクッと揚がった天ぷらとの組み合わせは、食欲が落ちがちな夏でもお箸が進む、最高の組み合わせです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。