2025年7月14日放送のNHK「きょうの料理」のコーナー「はじめての手仕事」で、夏野菜を使った保存食の作り方について紹介されました!
教えてくれたのは料理研究家の杵島直美さんです。
食欲が落ちやすい季節にもぴったりの、旬の食材を手軽でおいしい常備菜に変えるレシピは必見です。
はじめての手仕事|夏野菜を漬けて元気に!ピクルスと漬物レシピ紹介
番組では、夏野菜の魅力を最大限に引き出す3品の保存食レシピが提案されました。
彩り豊かで食感も楽しい「夏野菜のミックスピクルス」、爽やかな風味が食欲をそそる「きゅうりの青じそ巻き漬け」、そしてデザート感覚で味わえる「ミニトマトのはちみつワイン漬け」です。
いずれも冷蔵保存が可能で、作り置きしておけば毎日の食卓が華やかになります。
食感が楽しい!夏野菜のミックスピクルス
ゴーヤーやきゅうり、新しょうが、みょうがといった夏野菜をたっぷり使った、彩り鮮やかなピクルスです。
それぞれの野菜の食感を活かすための下処理と、短時間の湯通しが美味しく仕上げる秘訣です。
唐辛子とローリエが加わった漬け汁は、すっきりとした酸味と爽やかな香りが特徴で、残った漬け汁は混ぜずしにアレンジして二度楽しめます。
夏野菜のミックスピクルスの材料(つくりやすい分量)
- ゴーヤー : 1本(100g)
- きゅうり : 2本(200g)
- 新しょうが : 50g
- みょうが : 3個(60g)
- ローリエ : 2枚
- 赤とうがらし(小口切り) : 2本分
- 塩 : 小さじ1/2(全体で)
- 【A:漬け汁】
- 酢 : カップ2/3
- 水 : カップ1/3
- 砂糖 : 大さじ4
- 塩 : 小さじ1
- こしょう : 少々
夏野菜のミックスピクルスの作り方
- 野菜の下ごしらえ
- ① ゴーヤーは縦半分に切ってワタを取り除き、1cm幅に切ります。塩小さじ1/4をふり、15分おいてください。
- ② きゅうりは3cmの長さに切り、同様に塩小さじ1/4をふって15分おきます。
- ③ 新しょうがは皮をむいて3mm厚さに切り、水にさらしておきましょう。
- ④ みょうがは四つ割りにします。
- 湯通しして漬ける
- ① 鍋に湯を沸かし、塩がついたままのゴーヤーを30秒ゆでます。続けて新しょうがを15秒、みょうがを15秒ゆでて、ざるに上げてください。
- ② 耐熱ボウルに、水気を切らず袋の中の水分ごと加えたきゅうりと、湯通しした野菜を入れます。ローリエと赤とうがらしも加えてください。
- ③ 別の鍋で【A】の材料をすべて入れて煮立たせ、熱いうちに②のボウルに回しかけます。
- ④ 野菜が漬け汁に浸るように皿などを重し代わりにのせ、常温で1時間おけば完成です。冷蔵庫で約1週間保存できます。
爽やかな風味!きゅうりの青じそ巻き漬け
こちらは、定番のきゅうりの浅漬けをアレンジした一品です。
食欲をそそる爽やかな香りの青じそを巻くことで、見た目も美しく、さっぱりとした味わいが際立ちます。
青じそには保存性を高める効果もあり、まさに一石二鳥です。
冷たく冷やして食べれば、暑い日の箸休めにぴったりな料理になります。
デザート風にも楽しめる!ミニトマトのはちみつワイン漬け
まるで宝石のように輝く、新感覚の漬物です。
湯むきしたミニトマトを、ワインとはちみつで漬け込むことで、トマトのうまみと自然な甘さが引き立つ、スイーツのような味わいに仕上がります。
そのままいただくのはもちろん、ヨーグルトに添えたり、パンにのせたりと、様々なアレンジが楽しめるのも魅力です。
夏の台所にうれしい、やさしい保存食
暑い季節の台所仕事は大変ですが、今回紹介されたような「漬けるだけ」のレシピは、そんな時期の強い味方です。
旬の野菜のうまみを引き出しながら栄養もしっかりとれ、食材を長持ちさせられるというメリットがあります。
手軽に作れる保存食をストックしておけば、日々の食事がもっと豊かになります。
まとめ
夏野菜のピクルスと漬物についてまとめました!
今回紹介されたレシピは、どれも夏野菜の美味しさを再発見できるものばかりです。
特に「夏野菜のミックスピクルス」は、下ごしらえに少し手間がかかりますが、漬けてしまえばあとは待つだけで、彩りも食感も良い常備菜が完成します。
すっきりとした酸味で、夏バテ気味の体にも嬉しい一品です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。