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【旅サラダ】わいた温泉郷!熊本の秘湯!コバルトブルー温泉・地獄蒸し

2025年8月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』の特別企画「ゲスト旅」で、熊本の秘湯「わいた温泉郷」が紹介されました。

番組では、俳優の内藤剛志さんと盟友の小松利昌さんが、古希を記念した旅でこの地を訪問し、コバルトブルーに輝く温泉や温泉の蒸気で食材を蒸し上げる「地獄蒸し」など、その魅力をたっぷりと堪能されていました。

この記事では、番組で紹介されたポイントを中心に、わいた温泉郷の魅力や楽しみ方、訪れる前に知っておきたい実用的な情報を詳しく解説します。

目次

わいた温泉郷とは?番組で紹介された魅力

わいた温泉郷は、熊本県と大分県の県境、阿蘇郡小国町に位置する温泉地の総称です。

涌蓋山(わいたさん)の麓、標高800mから1,000mの高地に温泉地が点在しており、その豊かな自然環境と多彩な泉質で多くの人々を魅了しています。

秘湯と呼ばれる由来と地理的背景

わいた温泉郷が「秘湯」と称される最大の理由は、その地理的条件にあります。

この静寂で趣のある佇まいと、もうもうと立ち上る湯けむりの風景が、訪れる人々に非日常的な「秘湯」の雰囲気を強く感じさせます。

観光ガイドなどでも「穴場」として紹介されることが多く、都会の喧騒から離れて自然との一体感を求める旅人に深く支持されています。

番組で紹介された温泉宿と泉質の特徴

番組で紹介されたように、わいた温泉郷の大きな魅力の一つは、エリアごとに異なる湯の色や泉質です。

はげの湯、岳の湯、山川温泉など6つの温泉エリアがあり、源泉によって乳白色、透明、そして神秘的なコバルトブルーと、様々なお湯を楽しむことができます。

特に2025年8月2日の放送では、「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」が紹介されました。

ここには、空の色を映したかのようなコバルトブルーの「天空の湯」や、静かな竹林に囲まれた乳白色の「竹林の湯」など、視覚的にも美しい源泉掛け流しの貸切温泉が複数あり、その多彩さが大きな特徴として伝えられました。

自然景観との組み合わせ・周辺観光との親和性

わいた温泉郷は、阿蘇の雄大な自然に囲まれており、周辺の観光スポットと合わせて訪れることで、旅の魅力が一層深まります。

番組内でも触れられていた通り、阿蘇中岳の火口や、神話の舞台として知られる高千穂峡、天岩戸神社などへのアクセスも良好です。

実際に、阿蘇のダイナミックな自然景観を満喫した後に、わいた温泉郷の静かな湯に浸かって心身を癒すという旅のプランは非常に人気があります。

自然との調和こそが、この地域の最大の魅力です。

代表的な宿と秘湯体験実例

わいた温泉郷には、それぞれに個性的な魅力を持つ温泉宿や共同浴場が点在しています。

ここでは、番組で紹介された施設を含め、代表的な3つのスポットとその楽しみ方を紹介します。

湯宿 小国のオーベルジュわいた館――多彩な貸切泉と視覚的魅力

「湯宿 小国のオーベルジュ わいた館」は、わいた温泉郷を代表する宿泊施設の一つです。

最大の魅力は、乳白色、淡いコバルトブルー、透明など、多彩な泉質の温泉を全て源泉掛け流しの貸切風呂として楽しめるです。

特に、青みがかったお湯が空と一体化したように見える「天空の湯」や、静寂な竹林の中で白く濁る柔らかな肌触りの「竹林の湯」は、視覚的にも心に残る温泉体験を提供してくれます。

その質の高さから、温泉ソムリエからも注目を集めています。

はげの湯/豊礼の湯――コバルトブルーの共同湯と地獄蒸し体験

「豊礼の湯(豊礼の宿)」は、鮮やかなコバルトブルーの湯、「豊礼ブルー」で全国的に有名な温泉施設です。

日帰り入浴も可能で、大人500円、貸切家族湯も1,000円台からと、気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。

お湯は時間帯によって透明から青へと色が変化し、その神秘的な様子が人気を集めています。

さらに、ここでのもう一つのお楽しみが「地獄蒸し体験」です。

温泉の蒸気を利用した蒸し釜があり、持ち込んだ野菜や卵などの食材を自分で蒸して味わうことができます。

温泉と食を同時に満喫できる、わいた温泉郷ならではのアクティビティです。

寺尾野温泉 薬師湯――秘湯マニア好みのぬる湯共同浴場

わいた温泉郷の中でも特に奥まった場所にあるのが「寺尾野温泉 薬師湯」です。

民家が数軒しかない小さな集落にひっそりと佇む共同浴場で、まさに「知る人ぞ知る」秘湯中の秘湯といえるでしょう。

特徴は、ほんのりと「たまご臭」が漂う約40℃のぬるめの湯。

長時間ゆっくりと浸かることができるため、湯治目的のファンも多く訪れます。

料金はわずか100円で、24時間年中無休で利用可能です。

公共交通機関はなく車でのアクセスが必須ですが、その不便さも含めて秘湯好きにはたまらない魅力となっています。

旅サラダ流・秘湯巡り旅モデルコース

番組で紹介された旅の魅力を参考に、わいた温泉郷を満喫するための一日モデルコースを提案します。

阿蘇の自然と秘湯の両方を効率よく楽しむプランです。

午前:阿蘇を楽しんで、昼前に秘湯でリフレッシュ

一日の始まりは、阿蘇カルデラの絶景からスタートするのがおすすめです。

例えば、滝の裏側から水がカーテンのように見える幻想的な光景が人気の「鍋ヶ滝公園」などを訪れてみてはいかがでしょうか。

午前中に阿蘇の自然を満喫した後は、ランチ前に「豊礼の湯」へ向かい、「地獄蒸し」を体験します。

温泉の蒸気で蒸し上げられた地元産の新鮮な野菜や食材は、素材本来の味を存分に楽しむことができ、心と体に優しいランチタイムとなるでしょう。

午後:小国町わいた温泉郷へ移動、静かな湯浴み体験

午後は、阿蘇エリアから車を走らせ、目的地のわいた温泉郷へ移動します。

道中は道幅が狭い箇所もあるため、大型バスではなく自家用車やマイクロバスでの移動が便利です。

わいた温泉郷には6つの温泉エリアが点在しているので、その中から好みの泉質や雰囲気の温泉を選び、源泉かけ流しの湯にゆっくりと浸かります。

特に「豊礼の湯」の青色に変化する神秘的なお湯は、旅の疲れをじんわりと癒してくれます。

夕方〜夜:地元グルメや星空観賞など宿泊後の過ごし方

宿にチェックインした後は、この土地ならではの時間を過ごします。

夕食には、小国産の新鮮な野菜や地熱蒸し料理など、地元食材をふんだんに使った料理を味わいましょう。

夜になると、標高800mから1,000mという立地ならではの満天の星が広がります。

観光客が少ない静かな環境のため、宿の露天風呂や庭先から、都会では決して見ることのできない美しい星空を心ゆくまで眺めることができます。

訪問前に知っておくべき実用情報

わいた温泉郷への旅行を計画する際に、事前に確認しておきたいアクセス方法やおすすめの時期などの実用的な情報をまとめました。

アクセス方法と交通手段

わいた温泉郷へのアクセスは、主に車か公共交通機関を利用する2つの方法があります。

① 自家用車の場合
大分自動車道の九重ICからは国道387号、212号を経由して約25~30分です。

熊本空港や熊本市内方面からは、国道57号などを経由して約1時間30分で到着します。

ただし、冬季(12月~2月)は路面の凍結や積雪の可能性があるため、スタッドレスタイヤやチェーンの装着が必須です。

② 電車+バス/タクシーの場合
JR豊肥本線の阿蘇駅または日田駅から産交バスに乗車し「ゆうステーション」で下車(約50分)、そこから岳の湯行きのバスに乗り換えて約30分です。

バス停から目的地までは、さらにタクシーで15~20分ほどかかります。

バスの便数は非常に少ないため、事前に時刻表を確認し、タクシーも予約しておくことをおすすめします。

おすすめの時期と混雑・入浴のマナー

わいた温泉郷を訪れるのに最も気候が穏やかで快適なのは、春から秋にかけて、特に5月中旬から6月と9月です。

この時期は混雑も比較的少ないです。
一方で、ゴールデンウィークやお盆の期間は、近くの黒川温泉と合わせて多くの観光客で賑わうため、宿泊予約は数ヶ月前から行うのが安心です。

「地獄蒸し」施設は基本的に温泉利用者は無料で使えますが、混雑時やメンテナンスで利用できない場合もあります。

利用後はゴミを必ず持ち帰り、火傷に十分注意するなど、マナーを守って楽しみましょう。

周辺で楽しめる体験や観光アクティビティ

わいた温泉郷の代名詞ともいえる体験が、温泉蒸気を利用した「地獄蒸し」です。

特に「豊礼の湯」や「くぬぎ湯」では、無料で利用できる蒸し釜があり、持ち込んだ食材を自分で調理して味わうユニークな体験が人気を集めています。

また、周辺には前述の鍋ヶ滝のほか、名水百選にも選ばれた「白川水源」や、阿蘇カルデラを一望できる展望地など、豊かな自然スポットが数多く点在しています。

温泉とこれらの観光地を組み合わせることで、より充実した旅の計画を立てることができます。

独自視点!メディア掲載から見る秘湯の魅力

旅サラダ以外のメディアで見るわいた温泉郷

わいた温泉郷は、地域密着型のドキュメンタリー番組や、再生可能エネルギーに関する特集で度々登場します。

特に注目されているのが、住民が自ら合同会社を設立して地熱発電所を運営している点です。

これは、豊かな温泉資源をエネルギーとしても活用する、住民主導の先進的な環境モデルとして高く評価されています。

地域に根付く秘湯文化と保全活動

わいた温泉郷のある小国町では、「合同会社わいた会」が中心となり、温泉資源の保護と地熱発電の共存を目指す「わいたモデル」を推進しています。

温泉が枯渇しないよう、住民が主体となって定期的なモニタリングや情報公開を行い、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。

また、一時は途絶えていた700年の歴史を持つ盆踊りを復活させるなど、地域の伝統文化を観光と結びつけ、後世に伝えていく活動にも力を入れています。

SNS/Instagramで見る最新口コミと宿の魅力

InstagramなどのSNSでは、「#わいた温泉郷」で検索すると、魅力的な写真が数多く投稿されています。

特に、湯けむりが立ち上る貸切風呂のコバルトブルーのお湯、地獄蒸し体験の様子、宿の露天風呂から望む山の絶景などが「映える」と高い評価を得ています。

宿の公式アカウントでは、地元で提供される豚汁サービスといったイベントの様子も紹介されており、訪れる人々と地域との温かいつながりを感じさせます。

まとめ

2025年8月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』で紹介された熊本の秘湯「わいた温泉郷」は、ただ温泉に浸かるだけでなく、五感でその魅力を満喫できる特別な場所です。

番組で内藤剛志さんたちが体験したように、透明から青、そして乳白色へと変化する神秘的な温泉や、温泉の恵みを利用した「地獄蒸し」は、この地ならではの貴重な体験です。

訪れる際は、公共交通機関の便が少ないため、自家用車やレンタカーの利用が便利です。

特に冬場は雪道の準備を忘れないようにしましょう。

SNSでも話題の美しい景色や、地域に根付いた文化、そして何よりも心と体を芯から癒してくれる極上のお湯が、わいた温泉郷にはあります。

忙しい日常から少し離れて、自然の中でリフレッシュしたい方に最適な旅先です。

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