MENU

【火曜の良純孝太郎SP】軍艦島の15年の変化!立ち入り禁止エリアの今と九州の世界文化遺産まとめ

2025年7月15日に放送された「火曜の良純孝太郎SP」では、石原良純さんが15年間にわたり追い続けてきた長崎県・軍艦島(端島)の変遷と、小泉孝太郎さんと共にヘリコプターで巡る九州の世界文化遺産が特集されました。

風化により変わりゆく島の現在の姿や貴重な過去の映像、さらに九州各地の産業遺産、グルメ、伝統技術に至るまで、見どころ満載の知的旅バラエティの内容を詳しく紹介します。

目次

軍艦島15年の“変化”を追う

番組の大きな柱は、石原良純さんが15年間見つめてきた軍艦島の変化です。

2010年の初訪問時から現在に至るまで、この島がどのように姿を変えてきたのか、貴重な映像記録を基にその軌跡を追いました。

2010年初訪問時の島内状況

今から15年前の2010年、石原良純さんが初めて軍艦島に上陸した当時は、現在よりも多くの場所へ足を踏み入れることができました。

観光船から降り、屋内の住棟や階段、共同浴場といった、かつて島民が生活していた空間を直接歩いて見学できたのです。

壁に残るポスターや剥がれた壁紙など、当時の暮らしの息吹を肌で感じられる貴重な記録であり、石原さんは「長崎の歴史が一気に息づくようだった」と当時の感動を振り返っていました。

進む立ち入り禁止区域と保護対策

しかし、2025年7月現在、軍艦島の状況は大きく変わっています。

長年の風雨による風化やコンクリートの崩落が進行したため、安全確保と遺構の保護を目的として、かつて立ち入れた居住棟の内部や階段の多くが立ち入り禁止区域に指定されました。

現在は観光客の安全を守るため、外周に見学通路が設けられ、専門家による点検や鉄骨での補強、ネットの設置といった保護措置が絶えず進められています。

アーカイブ映像と最新映像の比較

番組では、2010年の映像と2025年現在の映像を並べて比較することで、15年間の変化を視覚的に分かりやすく伝えていました。

外壁の崩落や床の欠損など、劣化が進んでいる様子が映し出される一方で、鉄骨の支柱で補強された箇所や、保全作業のために足場が組まれている現場も公開されました。

これにより、世界遺産を維持していくことの難しさと、そのための弛まぬ努力がリアルに伝わってきます。

MC石原良純×小泉孝太郎の“初タッグ解説”

今回のスペシャル番組では、石原良純さんと小泉孝太郎さんがMCとして初めてタッグを組みました。

長年、軍艦島を見つめてきた石原さんの熱い想いと、小泉さんの冷静な進行が、番組に知的な深みと分かりやすさをもたらしています。

良純さん視点で語る「島の魅力」

石原良純さんは、軍艦島が持つ「人々が暮らしていた痕跡」の価値を熱心に解説します。

特に、炭鉱が最も栄えていた時代に建設された巨大な住棟群や、島民の生活の中心だった共同浴場の構造などを通じて、崩れゆく廃墟が持つ歴史の重みを語りました。

単なる記録としてではなく、視聴者が「共感」できるような語り口で、島の魅力を伝えていたのが印象的です。

小泉孝太郎さんの進行と視聴者への橋渡し

初タッグとなる小泉孝太郎さんは、落ち着いた進行で番組全体をまとめ上げ、「知的旅バラエティ」としての質を高めていました。

番組冒頭で「この島がなぜ世界文化遺産か、15年の変遷と保全の課題を知ってほしい」と視聴者に呼びかけ、石原さんの情熱的な解説と視聴者の間を繋ぐ橋渡し役として、専門的な内容を分かりやすく整理していました。

ゲスト解説:ウエンツ瑛士&浮所飛貴らの反応

スタジオにはウエンツ瑛士さん、浮所飛貴さん(美 少年)、佐藤龍我さん(美 少年)らがゲストとして登場し、VTRを見ながら素直な感想を述べていました。

ウエンツさんが「廃墟の美しさと迫力を改めて感じた」とコメントすれば、浮所さんは「この景色、胸に来るものがあった」と若い世代の視点から感動を表現。

ゲストたちのリアルな反応が、視聴者の共感を一層深める役割を果たしていました。

九州世界文化遺産を“ヘリで一気巡り”

番組のもう一つの目玉企画が、ヘリコプターを使って九州に点在する「明治日本の産業革命遺産」を空から一気に巡る旅です。

地上からでは分からないスケール感や、各遺産の地理的な繋がりを体感できる貴重な映像が満載でした。

三池炭鉱・三池港の歴史的意義

最初に訪れたのは、福岡県と熊本県にまたがる三池炭鉱跡と三池港です。

三池炭鉱は明治から昭和にかけて日本の近代化をエネルギー面で支えた重要な拠点でした。

上空からの映像では、広大な敷地に残る坑口跡や選炭場の遺構が一望でき、その規模の大きさを実感させます。

そして、そこで採掘された石炭を国内外へ運び出したのが三池港であり、当時の産業構造を物語る運河や岸壁の配置がはっきりと見て取れました。

三重津海軍所跡〜佐賀の伝統技術を体験

次にヘリが向かったのは、佐賀県にある三重津海軍所跡です。

ここは幕末に作られた日本初の蒸気船修理施設であり、西洋技術を導入した日本の造船史の原点ともいえる場所。

空から見下ろすと、船を修理した乾ドックの跡が確認でき、「日本海軍発祥の地」と位置づけられる理由が理解できます。

ロケでは、この地で受け継がれる伝統的な鍛冶技術にも触れ、歴史の継承というテーマにも光を当てました。

旧集成館・八幡製鉄所など熊本・福岡ルート

ヘリの旅はさらに続き、鹿児島県の旧集成館、福岡県の八幡製鉄所、そして長崎県の小菅修船場跡などを巡ります。

旧集成館では西洋技術で作られた反射炉の跡、日本の鉄鋼業を牽引した八幡製鉄所では巨大な高炉群、小菅修船場跡では日本初の洋式スリップドックである石積みのドックが紹介されました。

これらの産業遺産を空から連続して見ることで、幕末から昭和にかけて日本の産業が急速に発展していく流れを直感的に理解することができました。

食と文化が彩る“グルメ&技術”体験記

歴史を巡る旅だけでなく、その土地に根付く食文化や伝統技術に触れるコーナーも番組の魅力です。

長崎と佐賀を舞台に、豊かな食と職人の技が紹介されました。

五島列島の絶品海鮮&五島うどん

長崎県の五島列島では、石原良純さんと宮川大輔さんが現地の絶品グルメを堪能。

漁港で水揚げされたばかりの新鮮な地魚がたっぷりのった海鮮丼や、アゴ(飛魚)出汁が香る名物の五島うどんが登場しました。

特に五島うどんは、手延べ製法による独特の細さと強いコシが特徴で、その伝統的な製法や歴史的背景も詳しく解説されました。

宮川大輔が堪能!現地でのライブ感

ロケゲストの宮川大輔さんは、新鮮な地魚を味わい「旅に出た感がすごい!海の恵みそのものを食べてる」と大興奮。

その美味しさに満面の笑みで「もう一杯食べたい」と繰り返す姿は、現地の活気と食材の素晴らしさを視聴者にダイレクトに伝えていました。

佐賀の職人技—伝統鍛冶・造船技術の継承

佐賀県では、三重津海軍所跡にゆかりのある伝統的な鍛冶や造船の技術が紹介されました。

幕末から明治にかけて導入された西洋の工具を使い、職人が金属を鍛え上げる様子は圧巻です。

石原さんが「釘一本にも、当時の技術者の誇りが垣間見える」と語ったように、単なる技術紹介に留まらず、それを継承する人々の誇りや文化の深掘りが行われました。

まとめ:番組を通じて感じた“日本探求”の価値

「火曜の良純孝太郎SP」で紹介された軍艦島の変化と九州の世界文化遺産についてまとめました!

15年という歳月を経て変化する軍艦島の姿は、世界遺産をありのまま保存することの意義と難しさを改めて考えさせてくれる、非常に見ごたえのある内容でした。

廃墟が持つ迫力と、そこに秘められた歴史の物語に圧倒されます。

さらに、九州各地の産業遺産を空から巡るスケールの大きな映像や、五島列島の美味しい海の幸、佐賀に伝わる職人の技など、日本の歴史、文化、食の魅力が凝縮された2時間でした。

知的好奇心が刺激され、実際に現地を訪れてみたくなる、まさに「知的旅バラエティ」の真骨頂といえる番組です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次